旧友パーシー・サットン氏の葬儀

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by トミー富田
今夜もハーレムのジャズツアーから帰宅して、もう深夜。でも今日はコレを書いてからじゃないと寝るわけには行きません。

私がとても仲良くさせていただいていたハーレムのコミュニティリーダー、パーシー・サットン氏の葬儀が、本日1月6日、午前11時より、121丁目リバーサイド教会で行われました。
オバマ大統領からメッセージも届き、スティービー・ワンダーも駆けつけて歌で追悼し、メルバ・ムーアがソウルを振り絞ってアメージング・グレースを歌い、政財界の名士達が一堂に会した、大変な葬儀でした。

f0009746_1592565.jpg奴隷の息子に生まれ、12歳でNYへ渡り、様々な人生の舞台で見事に活躍したパーシー・サットンですが、50~60年代に弁護士として、特にあのマルコムXの法定代理人として活躍したことでその名を世に知らしめました。
(写真:マルコムXの左が若き日のパーシー・サットン)

f0009746_1510853.jpg葬儀では、黒人コミュニティを代表する錚々たる面々の弔辞があり、その中には、マルコムXの娘Attalah Shabazzの姿もありました。女優としても活躍する彼女は、父親譲りのしっかりした話し方でした。

私とパーシー・サットン氏の出会いは、約20年前、当時私と同じハーレムのコンドミニアムに、兄弟のオリバー・サットンが住んでいて、よく顔を合わせていたことから始まりました。

いつも気さくなパーシー氏は、私の仕事を知り、当時オリバー氏が社長を勤めていた黒人ラジオ局WBLSを紹介してくれました。オリバー氏は、NY最高裁判所のJudgeとしても活躍していました。

また、TV版アポロ“Showtime at the Apollo”を統括していた甥っ子のチャック・サットン氏も紹介され、その後何度も仕事の話をさせていただく機会に恵まれました。

こうして、次々にサットン・ファミリーを快く紹介していただくにつれ、この一族それぞれがハーレムコミュニティで、いやNYの黒人社会で、重要な位置にあることを知り驚いたものです。

Rest in Peace-
Mr. Percy Ellis Sutton(1920.11.24―2009.12.26)

 
テキサス、サンアントニオ出身、15人兄弟に生まれ、黒人パイロットTuskegee、弁護士、マルコムXの法定代理人を経て、ハーレムの政治リーダーとして活躍、マンハッタン区長を3期務め、その後はInner City Broad Casting Corporationの代表となって、NY初のアフリカンアメリカンラジオ局WLIBやWBLSの買収、アポロ劇場やアムステルダムニュースの経営に携わり、また学校再建にも力を注いだ。
、、、今のハーレムの復興はパーシー氏の多方面に渡る活躍抜きには語れません。
その功績を称え、ハーレム135丁目にある学校他、全3校が「Percy Ellis Sutton Educational Complex」と改名され、またハーレムの大通りに彼の名が残されることになるそうです。


...偉大なハーレムのリーダー、でも私の知るパーシー・サットン氏は、いつも気さくでダンディで、気楽にお付き合いさせていただけた人でした。


スティービーワンダーも駆けつけた葬儀の模様 ↓


※ハーレムの新聞「アムステルダムニュース」の過去ログはこちら

※葬儀が行われたリバーサイド教会についての過去ログ

※TV版アポロ“Showtime at the Apollo”についての過去ログ

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by tommytomita | 2010-01-08 03:03 | ニュース
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