ニューヨーク~「キング牧師の日」を前に

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by 松尾公子
地下鉄駅構内のポスター。
可愛い顔の黒人の男の子。
ジーンズとかスニーカーとか、そんな広告かと思いきや、
ニューヨークのホームレス支援団体のポスターです。

物乞いするホームレスに小銭を与えてホームレス生活を応援しても、彼らは一日一日生き延びるだけで、社会復帰への道は歩めない。
それよりも、ホームレス支援団体に寄付してください。
その人たちにベッドの供給だけでなく、精神ケアや職業訓練を行って、ホームレス生活から抜け出す支援が出来ます。
というメッセージ。


NYCでは、39000人以上のホームレスの人が自治体のシェルター(避難所)で毎晩眠っているそうです。
そのうち、子供が16000人。
住む家が無く、毎晩シェルターを捜し歩いている“家族”が日に日に増えているそうです。
(シェルターに入らず、ストリートや地下鉄などで夜を過ごしている人たちの数は把握できない為、上記の数には含まれていない)

人種の坩堝、ニューヨーク。
なのに、ホームレスといえば黒人イメージ起用のポスターをよく見かけますが--、

NYCのシェルターにいる人のうち、53%がアフリカン・アメリカン、32%がラティーノ、7%が白人、1%がアジア人、1%がネイティブ・アメリカン、6%が人種不明。
なんとシェルターの合計85%がアフリカン・アメリカンとラティーノだということになります。

そしてNYCの総人口のうち、アフリカン・アメリカンは24%、ラティーノは27%。
ということは、NYCの人口比に対してアフリカン・アメリカンのホームレス率が圧倒的に高いということ。


人種差別でいい仕事に就けない、勉強しても上にはあがれない、と諦め嘆く人たち。
努力をしないで、仕事もしないで、私たちが納めた税金で生活して、、、と眉をしかめる人たち。
2010年、世界を牽引する大国アメリカに、見えない差別は実際どこまで存在するのでしょうか。

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最近、’08の大統領選中にアメリカ民主党のトップが、「オバマ候補は黒人でも肌の色が薄いし、黒人のなまりがない」から有権者から選ばれる可能性もある、と発言していたことが暴露され、問題になりました。
(=ダークスキンでニグロなまりの典型的黒人なら、有権者(特に白人)からまず選ばれないだろうということ)



1月15日は、人種の平等を命をかけて説いたキング牧師の誕生日。
1月18日(月)は「キング牧師の日」でアメリカの祝日。
1月20日で、アメリカ史上初の黒人大統領、就任1周年を迎えます。


今の時期、とても気にかかるポスターです。
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by tommytomita | 2010-01-13 17:29 | ニューヨーク情報
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