お帰りっ、シャック!!

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by 松尾公子
あれから3年、、、
ハーレムに、シャックが戻って来た!!

2007年3月で立ち退き宣告され、署名やデモ運動でその年7月までなんとか努力して店を存続させていた、ハーレム125丁目のミュージックストア「Record Shack」。

36年間休まず営業し、アフリカ音楽とか、ゴスペルビデオとか、流行のブラックミュージックとか、そしてオールドスクールHipHopには欠かせなかった80sラジカセとか、etc.etc.、、、を毎日夜遅くまで販売していた店。

いつも“Oh, My friend~!”とハグしてくれた超でっかいシクル・シャンゲ氏の店。


地主である教会に、家賃いくらでも払うから立ち退きは勘弁して、、、と嘆願しても相手にされず、しまいには毎週教会の外でデモ隊を率いて「ここはひどい教会だー!」と叫び、終盤はかなり険悪なムードに。
(実はこの教会には、私もトミーさんも沢山のお友達がいて、また我々ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤー(HJGC)もゴスペル賛美させていただいたことがあって、当時はかなり板ばさみ)


ニューヨークタイムス紙も大きく報道、なんだかよくわからないけど日本のニュース番組まで取材にやってきて、一躍世間の脚光を浴びたのも束の間。。。



裁判の末、州最高裁判所から即刻立ち退きを命じられ、勝手にどんどん商品を箱詰めされて追い出されて、早3年。



去年、ゴスペルツアーで125丁目を歩いていたら懐かしい“Oh, My friend~!”の声が。
なんと、シクル・シャンゲ氏はストリートベンダー(露天商)になって、元の自分の店の前で、Tシャツやら何やらを、狭いテーブルの上で陳列販売。
「そのうちまたスペースを見つけてCDを売りたいんだ。このテーブルでは狭すぎるからね」と希望を語りながら。



でも数ヶ月後、急に彼の露天は無くなっていました。
色々厳しくなって、その場所にテーブルを出していた他のベンダー達もみんな姿を消してしまいました。


そして----。


1ヶ月ほど前、某ガイドブックのハーレム特集取材で125丁目をウロウロしていたら、
また懐かしい“Oh, My friend~!”の声。

ハーレムにシャックが戻って来ました!

125丁目7番街近くの貴金属屋さん「HOME BOY」店内の一部を間借りして、シクル・シャンゲ氏がCDとオーディオ製品をまた販売することになりました。
「まだまだ仮の店だから、商品はこれだけしか置けないけど、少しづつ前に進んでいるよ」と嬉しそうに語りながら。

ダウンロードの波に完全に押され、大手CDショップも壊滅の時代に、また一からお店を始めていくのは、かなり時代に逆行していることかもしれません。
でも、多大な借金を負いながらも、こうして前だけを見て進んでいるシクル・シャンゲ氏の大きな笑顔を見ながら、やっぱりこれからも応援していきたいな、と思いました。

皆さん、ハーレムに来たら是非お店に立ち寄って、ハーレム土産をどうぞ。

HARLEM MUSIC SHACK
Inside HOME BOY of Harlem Inc.
206West 125th Street, Harlem, NY



※過去ログ「レコードシャックよ、消えないで」 (2007年7月)


「HOME BOY内」と言っても、ガチャガチャ宣伝が貼ってあって、HOMEBOYの看板が小~さいので、見逃さないように ↓
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by tommytomita | 2010-03-23 10:45 | ハーレム情報
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