ギャングと教会とバスケットボールの関係

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by 松尾公子
ハーレムの教会の野外礼拝で、我々ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤーも2曲賛美させていただきました。

ハーレムやブロンクス、ブルックリン等のブラックチャーチのSermon(お説教)の中には、gang(ギャング)という単語がよく出てきます。
恐らく、同じニューヨークでも、白人系の教会で、牧師さん(または神父さん)たちがこんなに「ギャング」とか「銃」とか「殺し」とか「ドラッグ」という単語をお説教の中で発することは無いと思います。

が、黒人コミュニティでは、実生活で毎日その危険にさらされており、、、、だからこそ教会に救いや癒しを求めて祈りに来る人も多く、避けては通れない重要なコミュニティ問題のひとつ。

昨夜のお説教でも「gang」を連発。
というのも、この夏ハーレムでは、沢山の発砲事件が発生していて、昨日の昼過ぎにも近所で発砲。もうニュースにも取り上げられないくらいです。

そんな中、先週の夜中にハーレムのブロックパーティから起こった警官との撃ち合い事件、これは今だにニュースを騒がせています。

※事件の概要、ニュースの映像はこちら

この事件の当事者は、不法に所持していた銃で警官と撃ち合いになった訳ですが(警官の46発で一人死亡、一人生還)、23歳にして900万円近くのお金と沢山のドラッグを家に隠し持っていたことが事件後発覚。
 → 親としては、自分の子供をギャングや銃から遠ざけたいと祈る

流れ弾にあたった通行人が3人。
 → まっとうに生きていても、ストリートで事件に巻き込まれる可能性大。祈る。

 → そして、子供達 (特に、おばあちゃんがシングルでお母さんを産んで、そのお母さんも若くしてシングルで自分を産んだ場合は、周りの大人の殆どが女性で、「父親」的存在無しに育つ)は、導いてくれる周りにいる男性が「教会の男の人たち」か、「ギャングのおじさん、おにいさんたち」か、によって、人生が大きく変わる。

ということから、子供達を教会に通わすことは大きな意味があったりします。

お説教の中では、わざわざ青と赤と黄色の新品のバンダナ持参で、改めてギャング解説まで行われました。
※ギャングのシンボルについての2007年過去ログ「NYヤンキースとNYギャング」について



・・・色々なことを考えながら帰途に着くと、今度はハーレムのストリートでコミュニティバスケチームの準決勝戦に出くわしました。
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Y.E.S(Youth Education Through Sports)“スポーツを通した若者の教育”で、この写真は高校生チームのトーナメント。実際にこのYESのお陰で、高校をDrop out せずにちゃんと卒業して、大学へ進む率がぐーんとあがっているそうです。


f0009746_11355136.jpgスポーツに打ち込んで導かれるか、教会で精神から導かれるか、はたまたギャングの道へ入るか、、、
黒人ラティーノコミュニティでは、子供の周りにどんな大人がいるか、によって、わずか10歳ぐらいで人生が決まることもあります。

抱えている問題が深いです。。。。。。



※それにしても、この時既に夜の10時半。ハーフタイムのHipHopミュージックに合わせて踊る6-7歳の子供達、、、この時間にこんな子供達がウロウロしていることもある意味問題なのですが。




<ギャングと教会を書いた過去ログはこちらから>

※「ドラッグや犯罪からゴスペルへ」過去ログ

※「~サウスジャマイカより~」過去ログ

※2005年にはハーレムにバスケチームがあり、応援していました(懐)。その過去ログはこちら


★今日の大好きなゴスペル★ Struggle is Over


Wherever you are
Whatever you've been going through
God says the struggle is over for you
You've been in this place long enough
And your mountainside has been rough
The struggle is over for you

The struggle is over
The struggle is over for you

あなたがどこで、
どんなつらいことを
ずーっとくぐってきているとしても
神様は言ってくれます、
「もうつらいこと、困難なこと、もがき苦しむことは終わりですよ」と。
あなたはもう充分過ぎるくらいその大変な中に長く居たんだから
もう苦しみは終わりですよ。
もうあなたに苦しみは無いんですよ。


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by tommytomita | 2010-08-20 13:46 | ハーレム情報
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