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ドラッグ中毒からの回復

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by 松尾公子

7人に1人のニューヨーカーが、何らかの中毒で日々苦しんでいるそうです。

"NEW YORK CELEBRATES RECOVERY
@Icahn Stadium, Harlem River Event Site, Pandall's Island Park”


ドラッグ、アルコール、ギャンブルなどの中毒から立ち直った人たちを祝い励ますイベントで、我々ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤーも正式ゲストとして参加し、4曲のゴスペルを賛美させていただきました。

今回歌ったのは、
All Around ~愛はどこにでも溢れています
Unity ~ひとつになれることの喜び
How Great Is Our God ~神様はとても素晴らしい
Everybody Clap Your Hands ~みんなで手を叩いて賛美しよう

会場は5000人収容の野外ステージ。
皆さん踊りながら、手を振りながら、一緒に笑顔で歌ってくださり、またゴスペルからパワーをもらった一日でした。

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会場の中には「私は--を絶って、今、x x 日(年)です」というプレートを持っている方もたくさんいました。

日本でも薬物所持による逮捕や裁判問題が後を絶たない昨今ですが、みんな最初は、人から誘われて軽い気持ちで始めたり、何かとても嫌なことを忘れたくて、または何かの痛みから逃れたくて、現実逃避、etc. つい手を伸ばしてしまう、、、まさかそこから地獄をみるほどの苦しみに入るとは思いもせずに。

微力ながら、わたしもトミーさんにならって、ハーレムのリハビリセンターの支援をさせていただいておりますが、「抜け出す」ことが如何に大変か、一旦回復したかに見えても、センターを出て一人になると自分の弱さに負けてまた戻ってしまう、センターに戻ったり卒業したりの繰り返しを何回したら本当に回復するのか、周りの家族や友人や身内の根気強い「愛」がどれだけ必要か、をいつも考えさせられます。
そして、この世に生まれた一人ひとりに意味があり役割があり、そして愛がある、といつも教えてくれるゴスペルが、中毒からの回復、社会復帰の原動力となっている例が沢山あるんです。



今回参加させていただいたイベント参加者の体験談より ~

*10才で隠れてお酒を飲み始め、12歳の時に義理の父から性的虐待が始まり、その心と体の痛みを忘れる為にアルコールの量が増し、15歳でマリファナ、そしてコカイン、、自分がわからなくなり自殺未遂を繰り返す人生、現在40歳になった。リハビリプログラムを紹介され、現在2ヶ月薬物フリー。
人生に光は無い、トンネルの抜け道はないと思っていた。でも今は大声で言える「私は間違った世界にいた、光は見えた」と。

*15歳でウィードをはじめ、16歳で女の子と遊ぶ為にパーティに行くようになり泥酔を繰り返し、高校中退。彼女が妊娠、ヘロインをはじめドラッグディーラーになって刑務所への行き戻りを繰り返す。現在45歳、7ヶ月薬物フリー。今やっと自分の人生、家族を取り戻した。

*アルコール中毒のシングルマザーから虐待を受けて育った。15歳でヘロインをはじめ、刑務所への出入りを繰り返す。熱心なタスクワーカーのすすめで20代後半からリハビリを受けはじめ、現在34歳。6年間ドラッグフリー。今はホームレスのシェルターのマネージャー、またリハビリグループのリーダーとして、同じ痛みを持つ人たちのために働いている。
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by tommytomita | 2010-09-30 16:09 | ゴスペル
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