ハーレムの小さな小さな助け合いの輪

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by 松尾公子

「生徒達の多くが、貧しい家庭の子ども達です。
家賃が払えず、毎月のように親と住む場所を転々としている子もいます。
生まれた時から、親とシェルター(1日単位でホームレスや家庭内暴力から逃れているひとたちetc.が寝泊りするところ)を転々としている子もいます。
食事は、学校で与えられるものだけで生きている子もいます。
冬でも夏の格好をしてくる子もいます(冬服を持っていないんです)、、、」


イーストハーレムの小学校のソーシャルワーカーの女性が、最後に私達に言った言葉、

感謝の気持ちと複雑に絡み合って、私の心にずっとずっと残っていた言葉です。


※詳しくは、先月書いたブログ記事へ↓
「1ペニーで日本を救いたい~貧困地区ハーレムの学校」

5歳から14歳のハーレムの子供達が、
日本の津波のニュースを見て、
日本の子供や学校の為に、
何か力になりたいと、
道端や、地下鉄の階段や、家のソファーのクッションの隙間や、、、
色々なところに落ちて放置されているペニーを拾って
(Penny=アメリカの最小コイン、日本で言うと1円)
みんなで「30,000枚」のペニー=300ドルを集めて、
日本の被災地へ寄付してくれた話。


↑ 沢山の方々が、リンクしてくださり、メールを送ってくださり、本当に有難うございました。引き続き拡散どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m



自分自身が着るものがたくさんあるわけではないのに、
食べるものが沢山あるわけではないのに、
日本のことを心配して、大震災のために募金を集めてくれた、イーストハーレムの子供達。


以来、あの学校の子供達に、洋服を持っていけたらなぁ、、、
とずっと思っていました。


私とトミーさんが、ライフワークとして集めている洋服ボランティアが、この学校でそれを必要としている家庭へ渡れば、、、と思ったところ―


願えば必ず、必要な時に必要なものが与えられる☆


ちょうど、引越したり、転勤したり、帰国する日本人の方々から連絡があり、
たまたま、引越しを控えた我々HJGCメンバーRioちゃんからも、Goodタイミングで洋服の話を聞いて、
仕事の合間を縫って、トミーさんと車で引き取りにまわりました。

夏物、冬物、と仕分けして、新品に近いものだけ綺麗にたたんで整理しても、大きな紙袋に20個、500着余りが集まりました。
小柄な日本人サイズは、私がスパニッシュハーレムの学校で会った子供達にぴったりなサイズばかりでした。


早速、先生に相談し、学校の許可もいただき、
先週末、やっと全部お届けすることができました!


想像を超えた量だったようで、紙袋の山を見た途端、「とても感動しました」と口を覆って、写真を撮り始めた先生。

今年の夏は、学校のみんなが夏服を、
冬には温かい冬服を着ている姿が見られたら嬉しいです。。。

これまでブログでもあまり触れたことがありませんでしたが、私とトミーさんが、ライフワークとしてもう10年近く続けているのが、日本人コミュニティから洋服や日用品を集め、それらを必要としているところへ持っていく、という地味なボランティアで、
ハーレムの教会を通して、コミュニティの経済的余裕の無い方々や、ホームレス、家庭内暴力でシェルターに非難している人々etc.へ使っていただくように、と続けています。
ボロボロのもの、着古したものは、受け入れ先がありません。綺麗な状態のもので、まとまった数になりましたら、どうぞご連絡ください。

<関連過去ログ>
「KissFM主催のコート・ドライブ」
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「助け“合う”」とは、双方向のことで、
一方的に助けてもらうことではない、ということで、

小さな小さな「助け合い」の輪を広げていくことで、現実的な物資面・金銭面の充足だけでなく、精神面でもみんなが満たされていくのではないかと思います。

例えば、
日本人にとって、東日本大震災は大変なこと。
そして、アメリカ人にとっても、アメリカで起きた巨大竜巻は大変なこと。

日本の津波が起きてすぐに、ハーレムの黒人教会の皆さんが沢山の支援をしてくれて、号泣してしまったことを今でもよく思い出します。最近は、教会でミズーリ竜巻被害への支援を始めたので、私もほんの少しですが、未使用の生活必需品を寄付する協力に参加しました。


阪神大震災の時には日本に居ましたので、こうして海外から大変な日本を見るのは初めてです。
「私は日本人で、今、日本の支援で精一杯ですから」、、というのではなく、自分が無理なく出来ることを見つけて「相方向」の助け合いになるといいな、ということを最近特に学んでいます。

ましてや「助け合い」は売名行為でもない。
やたら大きく宣伝して、「"自分が"イベントをやる」ことが主旨になってしまっているもの、本当に日本の支援になっているのか?自己満足的なものは何だか悲しい。


派手なことはしなくていい、
地道に小さな小さな「助け合いの輪」を広げていきたいです。


人は自分のできることしかできないのです。
私のできることは皆にはできないかもしれないし、
皆ができることは私にはできないのです。
だから素晴らしい。
そのために仲間がいる。
一人として欠けてはいけない。
皆の力が必要でかけがえのないものだから
神様は一人一人違う個性でお創りになっているのです。




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*日本赤十字社から寄付

*Red Cross Americaから寄付

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by tommytomita | 2011-06-14 15:24 | ハーレム情報
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