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アフリカから一年、、、 (ハーレムのゴスペル) by松尾公子

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ニューヨークNo.1人気「松尾公子のハーレムツアー」はこちらからどうぞ


by 松尾公子


ブロンクスで開催されたアフリカの子供達の為のイベントに、
我々ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤー(HJGC)も参加させていただきました。
昨年に続き、今年で2回目の参加。
こんな活動です↓


西アフリカのガーナでは、
遠く離れた学校まで歩いていく「靴」も「服」もなく
文具供給もない、

、、、そもそも教育を受けるどころではない。
(親が貧しすぎて、子供達は家族が「生きていく」為の手伝いをしなければならない状況)


綺麗な水もなく
排泄場(トイレ)の状況も悪ければ、
手を洗ったり髪を洗ったりする教育も正しく受けておらず
そのうえ医療の環境も無く、病気が蔓延


生まれながらにそんな環境にいる子供達へ
ニューヨークから「教育」と「ヘルスケア」の手助けを
という教会ベースの活動です。


<昨年の模様はこちらから>
※過去ログ「Give Something Back to the Community」(2010年7月)


その日は、更にもうひとつ、
ダブルのGOSPELスケジュールで、
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ハーレムで最も古い歴史ある教会のFundraiseの為のゴスペルコンサート、フィナーレで歌わせていただきました。
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ここは、アカデミー賞ノミネート映画「アメリカン・ギャングスタ」の撮影にも使われた教会。


お昼に練習の為に集まってから、ハーレム→ブロンクス→ハーレムと移動を繰り返し、夜8時ぐらいまでゴスペルを賛美し続けた一日、

Let Your Mercy Fall on me..

また予期せぬ素晴らしい恵みを頂きました。
東日本大震災の被災地へ、祈りと共に頂いたドネーションを届けたいと思います。

* * * * *



我々ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤー(HJGC)は、ゴスペル(神様からの良い知らせ Good News)を学びながら、ゴスペルミュージックを通して沢山の方々と出会い、様々な活動に参加させていただいています。

その中心には、いつもGOSPEL(God Spell)があり、
歌えば歌うほど(賛美すれば賛美するほど)、
驚くべき恵みをいただきます。
全く予期しなかったミラクルが起こったりします。

そのミラクルに気付かないで終わるか、
当然と思うか、
偶然と思うか、

はたまた、溢れんばかりの感謝の気持ちに満たされるか、は

中心にゴスペルがあるかどうか。。。



思い起こせば、、
昨年アメリカのゴスペル大会に日本人初出場、初優勝をさせていただいた直後に、このブロンクスのアフリカイベントに参加させていただきました。
あれから早いもので、もう一年。。。。


↓ 大会には12のカテゴリーがありましたが、1位、2位、3位まで発表されるのはクワイヤー部門(10名以上の聖歌隊)のみ。
ソロ部門も、ダンス部門も、、、とにかくクワイヤー以外は「優勝か、その他か」しかありません。ソロには2位も3位もありません。あるのは「優勝」だけ。
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<過去ログ>
※ドキュメンタリー「優勝の日」。


当初から、優勝とか華やかなことは全く一切考えることなく、もっとコアな部分に、ある祈りを秘めて、一度だけ大会に出てみよう、と思いました。
オーディションを受けることを決めてから、昨年の大会当日までの半年の間には、いいこと悪いこと、考え悩んむこと、つらいこと、忙しくて手が回らないこと、、今思い出しても一喜一憂の日々でした。
そして、、、
神様は全てのことを喜びにしてくださいました。


優勝後、日本のバラエティ番組の出演依頼の他、面白い機会もご相談いただきましたが、エンターテイメントとして歌う場所を選ぶことはせず、以前同様、「中心にゴスペルがあるところ」に参加してきました。


アポロ劇場のゲスト出演も「ゴスペルナイト」、オフブロードウェイの出演も「ゴスペルミュージカル」、スティービー・ワンダーの前で歌ったのもゴスペルベースのパーティ、ロバータ・フラックに紹介してもらって歌ったのも教会のパーティ、、、、


今後はもう大会に出ることはないと思うし、観に行こうという気も今は無いのは不思議です。


神様に捧げる歌に国境も人種もないですから、これからもどんどん色々な国から大会ステージに上がる人が出てくるようになるのかもしれません。
が、歌の上手な人が大会の為にゴスペルを1曲練習して「歌」を披露しに来るところでもなければ、ダンサーが新しいジャンルへの挑戦ということでいつものPOPSやHipHopをゴスペルに変え、自分のダンステクニックを披露する場でもありませんし、「出演者募集」で各地から集まった人たちが1、2回の練習で、思い出とかキャリアの為に出演する場所でもないと信じています。

忘れてはならないのは、アメリカのゴスペル大会では、出演者も、観客も、みんなゴスペルが中心にある人たち。場所は変われど教会の礼拝同様、賛美をしに来ているということ。

ゴスペルは黒人だけの為のものでもなければ、クリスチャンじゃないと歌えないというものでもないと思います。
ゴスペルミュージックには人を惹きつける素晴らしい要素が沢山詰まっています。ただ、日本人の中でゴスペルが本来の意味からどんどんかけ離れていくことのないようにと願っています。



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by tommytomita | 2011-07-14 14:04 | ゴスペル
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