驚!これが彼のアメリカ初の展覧会だとは、、、

f0009746_043577.jpg
by 松尾公子

“ハーレムのピカソ”
-フランコ・ギャスキン氏の個展が、現在、ハーレムの中心地125丁目で開催中です。


冒頭の作品、
「Father's Care」 by Franco The Great
(canvas and oil 24x36)

父親の腕で高く抱き上げられた子供の目には―

f0009746_0433123.jpg


一粒の、大粒の、涙。



作風をコレっと決めずに、色々な絵を書いていきたいというフランコには、本当に色々なスタイルの作品があります。その中のひとつ「黒人の涙」シリーズの中でも、これは特に気に入っているという作品です。

「60年代から70年代にかけて、黒人であることの誇りが感じられるようになるに従って、私の“黒人もの”に人気が集まったが、中でも人々のお気に入りは、黒人少年の肖像画。
頬に大粒の涙が光っている。
涙があまりにリアルに描けているので、みなそっと手で触れてみるんだ。黒人の男たちはみな強そうにしているけど、私と同じでみな涙もろい。涙には人一倍近いものを感じるんだろう。」
トミー富田著書「ハーレム・スピークス」中のフランコのインタビューより~)


f0009746_1212399.jpg

驚くべきことに、今回がフランコの、アメリカ国内では“初”の展覧会なんだそうです。

世界的に有名なハーレムの画家フランコは、ドイツや日本やアフリカや、、、外国には何度も招聘されて、作品を披露しているのに、アメリカではナントこれが「初」エキシビション。

パナマからNYハーレムに移住し、ハーレム125丁目のシャッターにカラフルな黒人の絵を無料で描き始めて40年余り。
オバマ大統領から頼まれて肖像画を描いたり、自分の作品が国連切手の図柄に選ばれたり、、、etc.
アメリカ中でこれだけ有名な彼の作品は、ハーレム125丁目のシャッターがひとつのギャラリーですから、24時間365日、ストリートに作品が並んでいるということで、敢えて「個展」という機会がなかったのでしょう。

今回展示されている作品は、ストリートで大きなシャッターにペンキで描かれた作品とは全く違う「キャンバスに描かれた」作品。
フランコの大好きな「黒のベルベッド」に描かれた黒人の肖像画も沢山あります。



初日のオープニングでは、新ハーレムの美味しいソウルフード店「ジェイコブス」(トミーズハウスに泊まった方には懐かしいでしょ。私たちの日常食、笑) がスポンサーとなって料理も提供してくださり、
f0009746_1362057.jpg


続いて、フランコのヒストリー映像がスクリーンで上映され、
(これが、昔のハーレムの街角も沢山映ってかなり興味深いものでした)

f0009746_1365327.jpg


いつもの作業服「つなぎ」からスーツに衣装換えして、フランコのご挨拶
f0009746_1373468.jpg


そして、今回の目玉、
このスクリーンの後ろに隠されていた―
f0009746_1375776.jpg

フランコが今一番皆さんに伝えたいメッセージが込められた絵、
の除幕式がありました。

どんな絵だったかは、ここでは「?」にしておきますね。
会場の中心、黒のベルベッドに描かれた作品です。
是非自分の目でメッセージを感じ取ってくださいませ。

f0009746_1381697.jpg


Franco the Great Exhibition
2012. Feb.1-29


【会場】
Adam Clayton Powell Jr. State Office Building
163 West 125th Street, 2nd Floor Art Gallery
※入場にはセキュリティーチェックの為、写真つきのIDが必要です

【入場無料】

* * * *
【Event】
For 2days Only(Feb.10th & 11th)
※フランコ本人とスクリーン上映をみたり、Q&Aがあったりします

f0009746_1383745.jpg


【皆様へお願い】
2009年、「防災防犯の為、現行の全面メタルシャッターを、中が75%は外から見える柵タイプのシャッターに移行するように」という新法案が通過しました。
=現存する25個のフランコのシャッターアートが撤去されてしまうことになります。

チーム・フランコは、Harlem Community Development Corporationの協力で、署名を集めたり、関係各所に直訴して、今やハーレムのシンボルともなっているフランコのシャッターアートをなんとか守ろうと活動しています。

署名、募金etc.なにかできることがあれば是非ご協力ください。

Harlem Community Development Corporation
電話 212-961-4140(NY)
Eメール tlunke@esd.ny.gov

※今回の展示会でも、オリジナル、リプロダクション作品や、フランコのグッズを販売していますので、それを購入するのもひとつの大切な協力になると思います。


<著書紹介>
フランコのこれまでの波乱万丈な人生については、トミー富田インタビューによる著書「ハーレム・スピークス」でお読みいただけます。
~3歳の時、突然、口がきけなくなったフランコが、どのようにしてそれを克服し、故郷パナマで有名な画家になり、そしてNYへ出てきて苦難の末ここまで有名になったか!?

※このブログ右側の「ライフログ」から、またはこちらのリンクをクリック↓
http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4880082104/




<関連過去ログ>
※黒人初の米大統領なるか、オバマinアポロ劇場! (2007年11月)

※黒人アーティストとMama(2008年5月)   


f0009746_2412157.jpg
フランコがむかーし描いたトミーさんの貴重な肖像画



f0009746_15223761.jpg
*日本赤十字社から寄付

*Red Cross Americaから寄付

............................

今日も是非!「応援クリック」お願いしますっ。


にほんブログ村 音楽ブログ ゴスペルへ
人気ブログランキングへ
有難うございます
............................

ブッキング・コーディネイトは、お気軽に
電話 1-646-410-0786(日本語)
または
harlemtommytour@hotmail.com (日本語)
までお問い合わせください。

......................................

★トミー富田ドットコムへ戻る★
[PR]
by tommytomita | 2012-02-12 02:43 | ファッション・アート
<< ホイットニー・ヒューストンの死... 速報!この夏、開催決定ーー!! >>