追悼― ハーレムとネルソン・マンデラ

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by 松尾公子
2013年12月5日 95歳で亡くなったネルソン・マンデラ。

訃報当夜から、NYハーレムのアポロシアターは、マーキー(ひさし看板)を「マンデラ追悼」に変更した。

In Memory of Nelson Mandela (1918 - 2013)
"He changed our World"


この "He changed our World” というところに注目したい。
"the" world ではなく "our" world。

実は、1990年2月、27年の投獄生活を終えた直後に、マンデラ氏はウィリー夫人とハーレムを訪問し、ハーレムの中心地で演説をしている。

今のように再開発が進んだハーレムではなく、失業、貧困、麻薬、、etc.がもっと暗い影を落としていたハーレム、
アフリカから奴隷としてアメリカに連れて来られた黒人を先祖に持つ「アフリカン・アメリカン」の象徴の街ハーレムへ、ブラザー達に希望を伝えにやってきた。

そしてその夜も、
アポロシアターのマーキー(ひさし看板)には、マンデラ氏の名前が刻まれていたらしい。


私やトミーさんが案内するハーレムの各種ツアーにも、マンデラ氏の話はよく出てくる。

たとえばここが、その1990年マンデラ演説が行われた「アフリカン・スクエア」。
ハーレムの中心地、125 street の 「キング牧師通り」と、「アダムクレイトン通り」 が交わる ハーレムの中心は“アフリカン・スクエア”と名づけられている。
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 ↓ 最近はとても綺麗になったアフリカンスクエア
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ハーレムのピカソ、フランコのシャッターアートにも、マンデラ氏を中心に、キング牧師、マルコムX、オバマ大統領が描かれているものがある。
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そういった訳で、マンデラ氏と結びつきが深いハーレムの訃報当夜、
ハーレムジャズツアーが終わってアポロ劇場前を通ると、深夜にもかかわらず、たくさんのTVニュースが撮影をしていた。
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ハーレムの政治家、チャーリー・レンガル氏も、深夜にもかかわらず取材を受けていた。
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そして、アポロ劇場前には、もう誰かがキャンドルや写真を置いて追悼SPOTを作っていた。
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翌日になると、そこにマジックが数本置かれ、通り行くひとが足を止めてメッセージを書き残し始めた。
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アポロシアターからも、追悼のEメールメッセージが送られてきた
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、、、95歳というと、ほぼ100年この世で生きたということ。

人種差別の強い国で生まれ育ち、
投獄されるほど強靭にそこに立ち向かい、
約30年もの獄中生活を送り、
釈放されてからも、自分の国を大きく変える働きをし、
世界中にその名は知れ渡り、
私生活では3度も結婚し、
90歳まで世界を飛び回り。。。。

100年生きられたとして、こんなに大きな役割を果たせる人が
いったいどれだけいるのだろう。

神様は、ひとりひとりに計画、役割を持って、この世に創られるのだけど
ネルソン・マンデラ氏には相当の役割を与えたものだ。

改めて、マンデラ関連の映画をじっくり観たい。


最新映画
Mandela: Long Walk to Freedom
『マンデラ 自由への長い道』



Winnie 
『ウィニー・マンデラ』(2011)
投獄中のマンデラをウィニー夫人の立場から描く。(主演ジェニファー・ハドソン)


Invictus
『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)
大統領マンデラと、国のラグビー代表チームの白人キャプテンとの人種を越えた友情。


Goodbye Bafana
 『マンデラの名もなき看守』(2007年)
監獄に入れられたマンデラと白人看守の交流を描いた作品。






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by tommytomita | 2013-12-07 18:15 | ニュース
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