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黒人ヘアーのスタイリスト

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by松尾公子
NYで活躍中のブラックヘアー専門のスタイリストの方を、日本へコーディネイトさせていただきました(ご協力いただいた皆さん有難うございました)

当初は、いつもクラブで顔を合わせているスティービー・ワンダーの元スタイリストの方も考えていましたが、丁度デンゼル・ワシントン主演のハーレムギャング映画アメリカン・ギャングスタの仕事の真っ最中とのこと、ここ数ヶ月よくハーレムではこの映画の話題にぶち当たります・・・。

ご紹介したのは、ブルックリンのとっても素敵な女性で、黒人女性雑誌エッセンスのスタイリングや、エリカ・バドゥ、インディアナ・アーリーのヘアーも手掛けている、ブラックヘアーではちょっと有名な方。

超自然派志向の彼女は、ベジタリアンがもっと進んだビーガン(vegan=肉や魚は勿論、牛乳も卵も口にしない。和食で言うと醤油、かつおだしなど、ちょっとでも原材料に含まれていたら全~部ダメ)で、ブルックリンの大きな黒人コミュニティDeKalbエリアにある彼女のサロンのポリシーも“ナチュラルヘアーケア”。

彼女曰く、“子供の時から、縮れた髪のままではダメだと大人に言われ続けて育った私たちアメリカ黒人女性は、ケミカル(化学薬品=パーマやストレート液や毛染めetc.自然ではない方法)を駆使して、社会に受け入れられようと一生懸命髪を整えてきた。しかし、もともと超乾燥で細く柔らかい毛質の黒人の髪にケミカルは物凄いダメージを与える。自分達の持って生まれたものを最大に生かして、プライドを持ってスタイルを作っていくことを広く伝えていきたい”。
凛としたとても魅力的な女性なのです。

JAY-Z、Common、Jill Scott、Mos Def、Biggie、Laulyn Hillなどなど、今や東のHipHopを代表する面々の成長をコミュニティの身近で見守ってきた彼女。今はもうCloseしてしまいましたが、以前はスパイク・リーのお店や、Diddyのママ(Tommyさんの大仲良し)ジャニスのお店もご近所。今後、音楽の面でも一緒にお仕事することになりました、どうぞお楽しみに!

・・・・・・・・・・・<代表的な黒人ヘアースタイル>・・・・・・・・・・・・
*ウィッグ...バラエティに富んだスタイルの人毛カツラが安く手に入る黒人街では、ウィッグが手軽。地毛の手入れを気にしなくて済む為、結構年配の女性達が好む(ウィッグ好きのナオミ・キャンベルは別格)。20ドル前後~

*リラクサー...ストレートヘアにする液。ナチュラルのままだとブラッシングするだけでも、毎回とてつもない時間がかかってしまう。安価で自宅でも出来るので、リラクサーで真っ直ぐな髪にした女性は多い。10ドル前後~

*コーンロウ...地肌沿いに地毛(又はエクステンションを混ぜながら)を編みこむ。前頭部だけなら25ドル前後~。

*ブレイズ...細かく取り分けた三つ編み。髪が短く、大きく取り分けると早く安く出来るが、今はマイクロブレイズ(遠目からは三つ編みとわからないくらい細かく取り分けたスタイル、使用するエクステンションによりストレートもカールも自由自在。100ドル以上)がオシャレ。

*ウィーヴ...すだれ状に繋がったエクステンションを針と糸で地毛に縫い込む。1本1本のエクステンションより早くて安い。更に早く安く仕上げる為に、接着剤で地毛に貼り付ける方法もあり。

*ツイスト&ツイスト...三つ編みではなく二本で捻じるスタイル

*ドレッドロックス...取り分けた髪を根元から強く捻じって毛先で固定させる(黒人ヘアーの場合熱パーマは不要)。もともとの毛質の縮れ具合にもよるが、サロンに行く場合、通常は半年~1年以上がかりで毎月伸びたところを捻じってもらいスタイルを作っていく。サロンに行かず自分で捻じって作る人も多い。

とにかく、黒人女性は髪の毛に多大なる労力とお金を掛けながら生涯生きていくのです・・・。

※各種コーディネイトのご相談は こちらまでお気軽にどうぞ。

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by tommytomita | 2006-11-17 03:33 | コーディネイト
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