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アトランティック・シティに行こう!

アトランティック・シティに行こう!_f0009746_14492439.jpgby松尾公子
毎年恒例ハーレムジャズクラブでの年越しパーティを終え、昨年から持ち越していた日本からのジャズ関連のコーディネイトと、ヘア&メイクのコーディネイト、エンタメのコーディネイト、、、が何とか終わったと思ったら、トミーさんも私もすっかり風邪をひいてしまいました・・・。そこで、気分転換も兼ね、フットワークの軽いメンバーを誘って「突然!」NJアトランティック・シティへ行くことにしました。

何故なら、我々のファミリーでもあるTAPダンサー、オマーとダミーシャが、1月18日まで2週間期間限定で、「センチメンタル・ジャーニー」に出演中だから。これは、1950年代のジャズシーンで大活躍したビリー・エクスタインとサラ・ボーンのトリビュートショーで、ビリーそっくりの実の息子フレディ・エクスタインが、当時の貴重なフィルムを上手く取り混ぜながら、ビッグバンドを従え往年のヒット曲をなぞっていく、ラスベガスでも好評を博した華やかなショーです。
当時のショーを盛り上げるのに欠かせなかったTAPダンサーやGOGOダンサーズ。今回のトリビュートでも、オマーたちのタップダンスがショーの華でした。

さて、NYマンハッタンから2時間半で気軽に行けるカジノの街アトランティック・シティ。駐車場設備も完璧なので、週末やホリディシーズンともなると大賑わいのリゾート地なのですが、平日にハッと思いついて出掛けるにも最適のSPOTです。

マンハッタン西42丁目のポートオーソリティ・バスターミナル地下から、グレイハウンドの直行バスで往復75ドル。これを「カジノバス」で申し込むと、なんと大人往復ひとり31ドルになります。しかも、降り際に「バス・ボーナス」として25ドル分のカジノサービスカードがもらえますので、差し引き往復バス代「6ドル」です。

カジノでお金を落としてもらうために、ホテルも破格値。オマケに、各ホテルが顧客確保のために様々なサービスを用意していますので、ホテルのメンバーになると、そこで行われる各種ショーなども「タダ」になったりするんです。

ラスベガスでもウォーカーヒルでも摩ってばかりで全くギャンブラーの素養が無い私のような人は、近くのブランドアウトレットでお買い物するもよし。ちなみにトミーさんは、スロットに座って5分足らずでウン百ドルも当たって上機嫌。ホテルも街もラスベガスほど華やかでゴージャスではありませんが、何しろ近くてリーズナブルですから、突然の気分転換には超オススメです。

ところで、平日カジノバスに乗ると乗客の殆どが黒人。カジノ街では、ドナルド・トランプのホテルやブランド店に紛れて、中華料理のテイクアウトや安ネイルサロンやアフリカン・ブレイディング店・・・等など、見慣れた古い黒人街の風景がたくさん目に入ります。アトランティック・シティ40,500の人口のうち、黒人が占める割合44%、白人27%、ラテン25%・・・NYやフィラデルフィアから近い海岸リゾート地アトランティック・シティは、1976年にギャンブルが合法化され、都市計画が進んで今やラスベガスに次ぐカジノの街となっていますが、その昔は映画「アトランティック・シティ」にも見られるようなドラッグと貧困と犯罪の街でもあったようです。

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by tommytomita | 2007-01-13 16:25 | ライブ・コンサート
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