「ほっ」と。キャンペーン

プリチャー永眠につく・・・

byトミー富田f0009746_15351641.jpg
昨年12月24日、クリスマスイヴの日に、King of Harlem Soul ジミー・プリチャーが亡くなりました。

私がプリチャーをはじめて日本へブッキングしたのは1989年、今から約20年前のことです。ディジー・ガレスピーやハリー・スイーツ・エディソン他、ジャズの巨匠達と共演し、また彼の代表曲「I Just Can't Please You」はビルボード1位を獲得、あのBBキングもアルバムでカバーレコーディングしたほどの大ヒットでした。

ブロードウェイミュージカル"Black and Blue"でも主役を務め、パリ公演も行いました。そして、1994年と2003年には、私がプロデュースしている「ハーレムナイツコンサートin横浜」で来日し、大好評でした。

ハモンドB3オルガンを弾きながらの哀愁に満ちた歌声のソウルは、聴く者全ての心に響き、時には涙が出るほどでした。

ところが、数年前から急に声が出なくなり、オルガンの演奏に集中するようになりました。ライブでどんなに観客から嘆願されても、ニヤリと笑って二度と歌うことはありませんでした・・・。

プリチャーはノドの癌でした。癌の手術を受けた後は、声が上手く出なくなってしまったのでした。病院に行くのが大嫌いなプリチャーを、なんとかなだめおだてて病院に連れて行く家族はいつも大変。癌であることは、家族以外には、その最期まで明かされませんでした。

・・・そして、クリスマス・イヴ。プリチャーはその生涯の幕を閉じました。

日本から私のハーレムジャズツアーに参加してプリチャーのライブに感動された皆さん、毎年横浜のハーレムナイツを楽しみにしてくださっている皆さんへ、この訃報をお伝えし、皆さんと一緒に冥福を祈りたいと思います。

ジミー"プリチャー"ロビン、享年73歳。

※1月12日発行の日刊紙「Daily Sun」~トミー富田のハーレム浅草下町考~でもプリチャーのコラムを記しました。

トミー富田ドットコムへ戻る
[PR]
by tommytomita | 2008-01-17 15:20 | ニュース
<< 1月23日の「朝日新聞」夕刊に... 日本の雑誌で紹介していただきましたっ >>