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キース・へリングの命日によせて in Harlem

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by 松尾公子

1980年代、NY地下鉄をアトリエに、グラフィティアート(通称サブウェイドローイング)を始め、一躍アメリカ美術を代表するストリートアートの先駆者と呼ばれるようになったキースヘリング。

彼の作品は、今や世界中の美術館で絶賛され、NYソーホーのPOPショップには、彼のアートが、Tシャツやポストカードとなって、連日世界中のポップアートファンに買い求められている。

そんなキース・へリングの、今となっては数少ない「公共の場所で見られる原画」が、実はハーレムのはずれにひっそりと、地元の子供達のために現存している。

80年代、特にハーレムコミュニティに蔓延していた麻薬のクラックブームに警鐘を鳴らすべく、公園のハンドボールコートの大きな壁に、ある日

「CRACK is WACK」
(クラックはばかげたものなんだよ)

と書き上げられた。
86年10月のことである。

燃えたドル札を手にした骸骨の絵。

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勿論、無断で公共の場所に落書きしたので当初は罰金と言われたが、その後、正式にこの壁が残されることになり、今では公園名までもが「Crack is Wack Playground」となっている。

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キース・へリングは、1990年2月16日、
NYグリニッジヴィレッジのアパートでエイズにより他界。
31歳だった。
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~2月11日(土)発行の全米36都市配布の新聞ウィクリービズ Weekly Bizに掲載されたトミー富田連載コラム「ハーレム浅草下町考」より~
※次回コラム掲載は3月17日(土)です。





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by tommytomita | 2012-02-20 16:06 | ファッション・アート

ホイットニー・ヒューストンの死とハーレム

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by 松尾公子
2012年2月11日(土)
ホイットニー・ヒューストンの訃報が出てすぐから、
NYハーレムにある黒人音楽の殿堂アポロ劇場のマーキー(ひさし看板)には、ホイットニー追悼のメッセージが掲げられています。


アポロ劇場入り口には、ファンからの花束がすこしづつ増え始めました。
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私が立ち止まっていたわずか数分の間にも、新たに2人の方が花束を置き、手を合わせていきました。
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ハーレムの繁華街125丁目では、早くもホイットニーTシャツが露天で売られ始めています(5ドル)
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数社のメディアも土曜日以来、アポロ劇場前に常駐しています。
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アポロ横の空き地の塀には、
マイケル追悼の時ように、自作メッセージを掲げて立ち去る人が各地から訪れています。
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その横にはピンクの紙がガムテープで貼られ、誰でもメッセージを残して帰ることができるように、準備が整えられています。
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中でも、多いのは「I (we) always love you, Whitney」というメッセージ。




(...隅っこに思いを残してきました)
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ハーレムの街では、土曜日以来どの車も、カーステレオから大音量でホイットニーの曲を流して走りすぎていきます。

今週アマゾンのヒットチャートでは、いきなりホイットニーがNo.1になっています。

本日は、ホイットニーの遺体がようやく故郷ニュージャージーにたどり着き、金曜日には、NJで一番大きな屋内会場「プレデンシャルセンター」で葬儀が行われることになりました。我々ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤーがゴスペル大会で優勝した、あの会場です。
(修正:2月18日土曜日正午から、NJニューアークのNew Hope Baptist教会にて プライベート(招待客のみ)で葬儀が行われるという発表に変更になりました)

ホイットニー・ヒューストンは、NJニューアークにあるNew Hope Baptist教会のゴスペルクワイヤーで子供の頃からその才能を見出され、偉大なゴスペルシンガーである母シシー・ヒューストンの自慢の娘でした。。。。


ホイットニーが9歳の時、ゴスペルクワイヤーで歌う姿は、今見ると胸が詰まります ↓




Rest in Peace,
We always love you, Whitney Houston.




※ハーレムとジェームス・ブラウンの死  (2006年12月)

※NYハーレムのマイケル・ジャクソン一周忌  (2010年6月)

※マイケルと、JBと、クリスマスと、、、(2009年12月)


<ホイットニー・ヒューストン関連過去ログ>

※多くの黒人女性シンガーが感動したビデオ  (2010年2月)

※黒人のボビ男たち、タイムズスクエアに集結!  (2009年10月)


※スーパーボウルから一夜明けて(ホイットニーの国歌斉唱映像)  (2011年2月)


※黒人教会でエイズAIDS問題を考える1週間  (2007年3月)






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by tommytomita | 2012-02-14 17:29 | ニュース

驚!これが彼のアメリカ初の展覧会だとは、、、

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by 松尾公子

“ハーレムのピカソ”
-フランコ・ギャスキン氏の個展が、現在、ハーレムの中心地125丁目で開催中です。


冒頭の作品、
「Father's Care」 by Franco The Great
(canvas and oil 24x36)

父親の腕で高く抱き上げられた子供の目には―

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一粒の、大粒の、涙。



作風をコレっと決めずに、色々な絵を書いていきたいというフランコには、本当に色々なスタイルの作品があります。その中のひとつ「黒人の涙」シリーズの中でも、これは特に気に入っているという作品です。

「60年代から70年代にかけて、黒人であることの誇りが感じられるようになるに従って、私の“黒人もの”に人気が集まったが、中でも人々のお気に入りは、黒人少年の肖像画。
頬に大粒の涙が光っている。
涙があまりにリアルに描けているので、みなそっと手で触れてみるんだ。黒人の男たちはみな強そうにしているけど、私と同じでみな涙もろい。涙には人一倍近いものを感じるんだろう。」
トミー富田著書「ハーレム・スピークス」中のフランコのインタビューより~)


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驚くべきことに、今回がフランコの、アメリカ国内では“初”の展覧会なんだそうです。

世界的に有名なハーレムの画家フランコは、ドイツや日本やアフリカや、、、外国には何度も招聘されて、作品を披露しているのに、アメリカではナントこれが「初」エキシビション。

パナマからNYハーレムに移住し、ハーレム125丁目のシャッターにカラフルな黒人の絵を無料で描き始めて40年余り。
オバマ大統領から頼まれて肖像画を描いたり、自分の作品が国連切手の図柄に選ばれたり、、、etc.
アメリカ中でこれだけ有名な彼の作品は、ハーレム125丁目のシャッターがひとつのギャラリーですから、24時間365日、ストリートに作品が並んでいるということで、敢えて「個展」という機会がなかったのでしょう。

今回展示されている作品は、ストリートで大きなシャッターにペンキで描かれた作品とは全く違う「キャンバスに描かれた」作品。
フランコの大好きな「黒のベルベッド」に描かれた黒人の肖像画も沢山あります。



初日のオープニングでは、新ハーレムの美味しいソウルフード店「ジェイコブス」(トミーズハウスに泊まった方には懐かしいでしょ。私たちの日常食、笑) がスポンサーとなって料理も提供してくださり、
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続いて、フランコのヒストリー映像がスクリーンで上映され、
(これが、昔のハーレムの街角も沢山映ってかなり興味深いものでした)

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いつもの作業服「つなぎ」からスーツに衣装換えして、フランコのご挨拶
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そして、今回の目玉、
このスクリーンの後ろに隠されていた―
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フランコが今一番皆さんに伝えたいメッセージが込められた絵、
の除幕式がありました。

どんな絵だったかは、ここでは「?」にしておきますね。
会場の中心、黒のベルベッドに描かれた作品です。
是非自分の目でメッセージを感じ取ってくださいませ。

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Franco the Great Exhibition
2012. Feb.1-29


【会場】
Adam Clayton Powell Jr. State Office Building
163 West 125th Street, 2nd Floor Art Gallery
※入場にはセキュリティーチェックの為、写真つきのIDが必要です

【入場無料】

* * * *
【Event】
For 2days Only(Feb.10th & 11th)
※フランコ本人とスクリーン上映をみたり、Q&Aがあったりします

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【皆様へお願い】
2009年、「防災防犯の為、現行の全面メタルシャッターを、中が75%は外から見える柵タイプのシャッターに移行するように」という新法案が通過しました。
=現存する25個のフランコのシャッターアートが撤去されてしまうことになります。

チーム・フランコは、Harlem Community Development Corporationの協力で、署名を集めたり、関係各所に直訴して、今やハーレムのシンボルともなっているフランコのシャッターアートをなんとか守ろうと活動しています。

署名、募金etc.なにかできることがあれば是非ご協力ください。

Harlem Community Development Corporation
電話 212-961-4140(NY)
Eメール tlunke@esd.ny.gov

※今回の展示会でも、オリジナル、リプロダクション作品や、フランコのグッズを販売していますので、それを購入するのもひとつの大切な協力になると思います。


<著書紹介>
フランコのこれまでの波乱万丈な人生については、トミー富田インタビューによる著書「ハーレム・スピークス」でお読みいただけます。
~3歳の時、突然、口がきけなくなったフランコが、どのようにしてそれを克服し、故郷パナマで有名な画家になり、そしてNYへ出てきて苦難の末ここまで有名になったか!?

※このブログ右側の「ライフログ」から、またはこちらのリンクをクリック↓
http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4880082104/




<関連過去ログ>
※黒人初の米大統領なるか、オバマinアポロ劇場! (2007年11月)

※黒人アーティストとMama(2008年5月)   


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フランコがむかーし描いたトミーさんの貴重な肖像画



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by tommytomita | 2012-02-12 02:43 | ファッション・アート