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黒人タップのパイオニア"ニコラス・ブラザーズ"を偲んでTAPで追悼



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飛び入りでセヴィアン・グローバーも登場

2月26日(日)
ニコラス・ブラザースのフェイヤード(Fayard Nicholas)が今年1月25日に亡くなりました。
当年91歳でした。

弟のハロルドは2000年に他界し”クラシカルタップ”の歴史は終わりました。

アクロバットTAPで知られるニコラス・ブラザーズは、子供時代にハーレムのコットンクラブでデビューし、ビル”ボージャングル”ロビンソンと並んで、当時の厳しい人種の壁を次々と打ち破り、映画にショウに大活躍しました。


そのフェイヤードを偲んで"A Celebration of the Life and Art of Fayard Nicholas"という夕べが、今夜ミッドタウンのSt. Peter’s Churchで行われ、大勢のファンが詰め掛けました。


カルビン・ブッカーとミケラ・マリノの司会進行で始まった式典は、沢山のタップダンサーとミュージシャンの競演で3時間にも及びました。

特に、生前ニコラス・ブラザーズとも親交のあったデイビッド・ギルモアのタップはひときわ光っていました。

20年前に東京銀座の博物館で大評判をとったアメリカダンスマシーンと共演したハロルド・クローマーがビル”ボージャングル”ロビンソンを演じた場面は、25年前私が経営していた六本木”バランタイン”でのステージが思い出され、感慨深いものがありました。

続いてのDeWitt Flemingら2人の若きコンビによる”若き日のニコラス・ブラザーズ”を彷彿とさせるパフォーマンスは、素晴らしいエンターテイメントでした。

突然、タップ界で今一番の売れっ子、実力者であるセヴィアン・グローバーも会場にやってきました。
プログラム外ではありましたが、司会者に紹介され即興で踊ったセヴィアンのタップによるメッセージはとても感動的でした・・・。

その後も、新旧様々なタップダンサー達が次々と競演し、フェイヤードの追悼をタップで盛り上げました。

最後は、セヴィアン・グローバーのお母さんイヴィェッド・グローバーが登場し、病室でのフェイヤードとの最期の別れを話してくれました。そして、ゴスペルシンガーでもある彼女のアメージング・グレースで、会場全体がフェイヤードの冥福を祈りました・・・・。




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by tommytomita | 2006-02-26 23:06 | TAP ダンス
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