消え行くニューヨークのグラフィティアート

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by 松尾公子

地下鉄7番線のハンターアベニュー駅を過ぎると、コートスクエア駅のすぐ下、古い低層ビルの外壁一面にびっしり描かれたカラフルなグラフィティが目に付く。
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グラフィティアートのメッカと言われる5Pointz(ファイブポインツ)である。

これらの巨大グラフィティ群が近々無くなる。

来年9月に41階建てと47階建て2棟のコンドミニアムに建て代わるというのだ。

有名、無名のアーティスト達が、40年間描き続けてきた野外キャンバスがついに壊される。

graffitiとは、もともと「壁などに描かれた落書き」の意。

ここから70~80年代に人気popアーティストが出たり、ヒップホップ文化の一要素として全盛期を迎えたことなどもあり、グラフィティは「落書き」を超え、「アート」となっていった。

しかし、時代と共に廃屋や古いビルは新しい高層ビルに建て代わり、資本家や新しいビルのオーナー達は、容赦なく「落書き」が描かれた壁を壊していった。

こうして地元の人たちに惜しまれながらグラフィティはひとつひとつ姿を消していった。

私も随分沢山の方々をニューヨーク各地の人気のグラフィティスポットにご案内してきたが、ここ10年間は、特に著しく、新しい壁になり代わる様を見てきた。

ハーレムにあったTupac、アリーヤ、マーク・アンソニー、ティト・プエンテ etc. のグラフィティも、今はもう あとかたも無い。
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<追記>
2015年4月。
すでに元のグラフィティで囲まれた工場は取り壊され、真新しいビルに変貌中 ↓
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<関連過去ログ>
※HipHop発祥から30余年、進化するグラフィティ事情(2008年10月)

※土曜日はハーレムの青空ギャラリーへ行こう!(2009年4月)

※~サウス・ジャマイカより~ (2009年10月)

※ストリートアートのMYヒーロー (2010年4月)

※キース・へリングの命日によせて in Harlem(2012年2月)

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by tommytomita | 2012-07-06 12:49 | ニューヨーク情報
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