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ニューヨーク、ハーレムでまた表彰!と、2つのお誘い★トミー富田

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フランコは、80年代に私が初めて日本に連れて行って以来、20回以上来日し各地に絵を残している(5月表彰式にて)

ニューヨークNo.1人気「松尾公子のハーレムツアー」はこちらからどうぞ

by 松尾公子

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「ニューヨークとハーレムと音楽の話」 


~全米36 都市配布の日系無料紙「ニューヨーク・ビズ」に掲載中のコラム「トミー富田のハーレム浅草下町孝」2018年 6月号より転載~


皆さんは、ハーレムのメイン通りの早朝の景色を見たことがありますか?

開店前、125丁目の下ろされたメタルシャッターには、

とてもカラフルなアフリカン・アメリカンの様々な絵が描かれています。


今からちょうど50年前、

キング牧師暗殺による全米黒人の怒りは、各地で暴動を引き起こします。


ハーレムも例に漏れず。


暴力から店を守るために取り付けられた灰色の頑丈なシャッターには、落書きがびっしり、

まるで監獄のようなその風景を嘆き、

Think Positive”、明るい色彩で、

閉まったシャッターに絵を描き始めたのが、

私の40年来の友人、今やハーレムのピカソと呼ばれるフランコ、90歳です。


以来、125丁目東西に渡りずらっと描いたシャッターアートは200枚。


ところが、ハーレム再開発計画により、現存するのはわずか25枚。


5~6年後には、全ての旧式メタルシャッターが撤去され、

閉店後も店内が透けて見える新型シャッターに替わってしまいます。


70~90年代、

世界中から危険と避けられていたハーレムの街で、

住民たちに希望と明るさを与え、世界中の観光客をも呼び込んだ彼のシャッター作品は、

ハーレムの財産。


2011年、

「チーム・フランコ」が結成され、

NPOとして、これらのシャッターを保存する活動が進んでいます。


どんな形でも結構です、

応援して下さる方、是非わたしまでご連絡下さい。



そしてもうひとつ。

私のようにハーレムに魅せられ、

198295年をカメラで追い続けた日本人写真家がいます。


若生靖夫さん、

現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病で動くことが出来きない父親に代わり、

娘まどかさんがその夢を継いで、ハーレムで念願の写真展を開催します。


今のハーレムしか知らない人には是非、

心豊かだったハーレムを見て欲しいし、


ハーレムが好きな人には是非、

美しかった当時のハーレムを懐かしんで欲しいです。

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シャッターとフランコ (Photo by Yasuo Wakaiki)、写真展では、ディジーやライオネル他、今は亡きジャズの巨匠の素顔も



WE LIVE IN HARLEM 写真展

Photographed in Harlem from 1982 1995

June 14 – June 27

Dwyer Cultural Center 入場無料

258 Saint Nicholas Ave, (123rd street)

New York, NY 10027



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by tommytomita | 2018-06-12 13:58 | ファッション・アート
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