追悼・・・Jazmyn

byトミー富田
f0009746_1356348.jpgハーレムで人気のグループJazmynジャズミンのボーカリストDebi Gilchrest が、8月7日(月)亡くなりました。まだ40歳の若さでした。
ちょうど3日前、入院中のDebiに電話をし、「デビ、お見舞いに行くよ!」と言ったら、「来週退院するから大丈夫よぉ」と元気に返されたばかりだっただけに、この突然の訃報には驚きました。

以前からルーペス(血液の病気)の持病を抱えていたのですが、1ヶ月程前、Showman's出演の時に、1stステージで急に声が出なくなったことがありました。観客をノせるのが上手く、歌うことが大好きだった彼女は、ステージの横でずっと落ち込んでしまいました。その後、入院することになりましたが、周りのみんなが、本人さえもが、すぐに退院できると思っていました。
あの小さな身体で、いつも精力的に歌って踊っていたデビの突然の死は、我々ハーレムの仲間にとっても非常にショックな出来事でした。

f0009746_13565949.jpg思い起こせば、15年ほど前に横浜のオフィサーズクラブに、Jim Farley, Duke Jones, MarionMeadows, paul Milsという物凄いメンバーを1ヶ月間ブッキングし、その中で紅一点若手のDebiをボーカルに抜擢しました。

Marion Meadowsは、日本から帰国後、101.9FMのスムーズジャズの後援を受け、"For Lovers Only"というアルバムが大ヒットし、たちまちスタープレイヤーとして活躍を始めました。

またJimとDebiは、帰国後Jazmyn というコンビを組み、アトランティックシティ、ラスベガス、ニューヨーク...と、今日まで幅広く活躍していました。

私生活でも、数年前にはブルースギタリストのレイ・シャナリーの息子と結婚し、音楽一家としてとても幸せに生活していました。NYアップステイトのTerrytownに住んでいたDebi は、ボランティア活動にも積極的に参加をし、地元の人達からもとても愛されていました。

8月10日(金)に、TerrytownのStar of Bethlehem Baptist Churchでお別れの会(The wake and music service)がありました。とても大きく立派な教会の中央で棺に横たわったデビは、美しく穏やかな表情で静かに眠っていました。

聖歌隊のゴスペルの歌声と、来賓の人達の挨拶の後、Jim Farleyのピアノ、Duke Jonesのトランペット、そしてMarion Meadowsのソプラノサックスでアメージング・グレイスが演奏されました。

アメリカを中心に、ツアーの多いJazmynでしたが、日本へ行ったことはデビにとって特に思い出深かったとみえて、会う度に「また日本に行きたい」と言っていました。先日も、DebiとJim、二人揃って私のオフィスへ尋ねてきて、来年あたりもう一度日本公演をしよう、と話をしていた矢先のことでしたので、まだまだ若いデビの死は本当に残念でした。

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by tommytomita | 2006-08-11 23:15 | ニュース
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