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TAPの日~National TAP Dance Day


TAPの日~National TAP Dance Day_f0009746_1493495.jpgタップの神様「ビル“ボージャングル”ロビンソン(1878-1949)」の誕生日 5月25日は、National Tap Dance Day(アメリカのタップの日)となっており、毎年この時期には、各地でTAP関連のイベントが開催されます。

今日は、その中でも大きなイベント"Tap Extravaganza2007"。

ベテランから新人、そして現代のTAP界をリードしているTap Dancer達が一堂に会しました。


スペシャルゲストは、セヴィアン・グローバー。

セヴィアンのMamaでゴスペルシンガーでもあるイヴェット・グローバーの功労賞受賞や、
女性トップクラスのダミーシャ他、
沢山のHooferたちによる華麗なTAPで、ボージャングルを偲びました。

このタップの神様ボージャングルは、
かつてはハーレムの住民で、現在はブルックリンのお墓に眠っています・・・。


(以下、以前私が「USフロントライン」で連載していたハーレム情報より、TAP 関連の部分を一部抜粋)


<ブラックリズムタップの歴史>
・・・奴隷船でアフリカから無理矢理アメリカに連れて来られ、話す自由を許されなかった黒人達。コミュニケーションの手段として使っていたドラムでさえ、「暴動の合図に使われるのではないか」と恐れた白人オーナー達から取り上げられてしまう。道具を失ってしまった彼らは“体を叩く、足を踏み鳴らす”リズムでコミュニケーションを取り始めた……、というのがタップダンスのルーツと言われています。

近年「CHICAGO」などの影響で、“タップ=ブロードウェイ、白人”というイメージもありますが、実は300年近い歴史を持つ代表的な黒人文化なのです。

 現代のタップダンスが一気に流行したのが「ハーレムルネッサンス時代(1920-1940)」。
その草分け的存在であるビル“ボージャングル”ロビンソンは、人種差別の激しかった当時、初めて白人と同じ舞台に立ち、さまざまな歴史を塗り替え、後に続く人々のために道を切り開いた大ヒーローでした。

1949年の葬式行列の時には、学校もお休みとなり、マンハッタンには想像を絶する大観衆が集まったと伝えられています。

彼が住んでいたハーレムの“ダンバーアパートメント”隣には、今でも彼の名前の付いた公園と壁画が残っており、黒人の誇りとして語り継がれています・・・

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by tommytomita | 2007-05-28 15:14 | TAP ダンス
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