by松尾公子
今週は、TVの撮影、ハーレムのTap、ダウンタウンの日本人HoofersのTap、アポロ劇場のクリントンのパーティ、Salsa、ヒップホップパーティー・・・etc.とまたグチャグチャな1週間。。。
で、ハーレムとミッドタウンとダウンタウンを行き来しながら、とても目に付いたのがこのポスター(写真上)、10月5日公開の映画
FEEL THE NOISEです。
"ポスターの連貼り(何枚も繋げて貼る)"というのは、エリア的にとても特徴があって、何が貼ってあるかで、その街の趣向がよくわかります。
例えば、おおまかに言うと、NYファッションウィークのお洒落なポスターは、コレクション開催前ミッドタウンでは良く見かけるが、黒人街には殆ど貼られていない。ダウンタウンにはロック系のポスター連貼りが目立つが、ハーレムではHipHop系のアルバム発売告知ポスターばかりがベタベタ・・・。
ところが、この
FEEL THE NOISEのポスターは、どのエリアでも連貼りされていています。
主役のRobはサウスブロンクスのラッパーで、事件に巻き込まれて父親のいるプエルトリコへ逃げ、そこで
レゲトン(=ラップ、レゲエ、サルサが融合した、今、若いラテン系と黒人に人気のジャンル。ズンタカ、ズッター、ズンタカ、ズッター、、、、のリズムです)に影響され、NY音楽シーンに再び挑戦していく・・。
というストーリーから見ると、どう考えても、黒人街、ラティーノ街を中心に展開しそうな映画なのですが、主役がギャルに人気の
オマリオンであること、ダンスシーン満載であること、そして
ジェニファー・ロペスが監督陣に名前を連ねていることから、単なるレゲトンムービーの枠を超えて、万人共通、エリア限定無しの展開になっているのでしょうね・・・。
ちなみに、この映画については、ダンス部分に期待して、また、
NYで6月に行なわれるプエルトリカン・デイ・パレードのシーンが出てくるということで、以前から個人的に上映を心待ちにしていたのですが、いよいよ来週JLo(ジェニファー・ロペス)に会いに行く私としては、今やとてもとても興奮するポスターとなっているので、やたらと目に付いたのかもしれません・・・(笑)。
この辺の熱い話の続きは、最近口コミで大人気の
スパニッシュ・ハーレムツアーで。。。。。
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