by松尾公子
3月18日(火)、デンゼル・ワシントンが、ハーレムのスグ上の街"ワシントン・ハイツ"のイベントに参加します。場所は、あのマルコムXが暗殺されたオーデュボン・ボールルーム。他にも、昨夜のアカデミー賞で「アメリカン・ギャングスタ」助演女優賞としてノミネートされていたRuby Dee(デンゼルのお母さん役)、TV版アポロアマチュアナイトやBETアワードの司会でお馴染みの人気女性コメディアンMo'Nique等が参加。
イベント名は"Healing Starts with Us"National Day of Healing Kick-Off。
「Black Pain」の著者Terrie Williams(写真左上)とデンゼルがメインゲストとなっています。「Black Pain」では、犯罪や暴力、ドラックやアルコールの乱用、過食...破滅的な行動に走ってしまう根底に潜在的に存在する黒人の心の痛みを明かし、精神の癒しやコミュニティの助けで長年のトラウマからの解決策を示唆しています。
125丁目というハーレムの中心に存り、また「本」を通してハーレムコミュニティに教育・自己啓発をいつも促してくれる、まさに新しいハーレムの「へそ」である
Hue-Man BookstoreでBlack Painを購入すると、イベントへの入場パスとなります。

余談)昨夜のアカデミー賞では残念ながら受賞は逃したものの、アメリカン・ギャングスタは沢山ノミネートされていましたね。麻薬、ギャング、密輸、警察の癒着、、、という裏世界を描いたものですから、本来、受賞向きのテーマでは無いですが、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが主演ということでここまで健闘(祝)。この日本版パンフ(写真上)は、年に2~3回
トミーツアーに来てくださる山中氏が、今年のお正月に持って来てくれたもの。日本語で見るととっても新鮮です。山中さん、いつもありがとうございます。。。
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