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バラク・オバマが当選した日、ハーレムの夜は・・・。


「オバマ・デイ」。
米国初の黒人大統領が誕生した2008年11月4日を、黒人コミュニティではこう呼び始めています。
当確が報道された夜11時から、ハーレムの街は、朝まで眠ることはありませんでした。
ニュースでは伝わらない「ハーレムの夜」の写真と映像(撮影:Kimiko)。


(編集する時間が無く、とりあえずYoutubeにUPしてみました。クリックして生のハーレムを感じてください↓)
夜11時過ぎ、当確報道のおよそ30分後、人々はStreetへ飛び出し、車も歓喜のあまり、クラクションをファンファン鳴らして通り過ぎる。カーサービス(ハーレムのTaxi)もパトカーも・・・↓


ハーレムの中心125丁目の夜中2時。
通りには人が溢れ、車は歓喜のクラクションを鳴らしまくり、混乱を治める100人を超える警察官とパトカーが、大通りを封鎖。

もう一度言います、“夜中の2時”です。

NYジャイアンツが優勝した時のことを思い出しました。
でも、ハーレムが「政治的なこと」でこんなに盛り上がったのは近年初めてだということです↓


長い一日がやっと終わりました。
2年に渡る長い選挙がやっと終わりました。
でも、そこに“疲れ”はありません。
何故なら、人々に“希望”が見えるから・・・。

オバマ氏のキラキラした瞳には、いつも強い希望の光が感じられます。

これまでヒーローという言葉は知っていましたが、本当に「ヒーロー」と呼べる実在の人を見たことは無かった・・・。
生まれて初めて「ヒーローの誕生」の瞬間を見たような気がします。

富裕層、中流、貧困層、アメリカ全国民が100%満足する政策というのは無いでしょうから、
実際、ひとりの人間が4年(又は8年)でどこまで変化を成し遂げられるのかはわかりません。

でも、今、人々には、
アメリカという国への誇りが、
アメリカ人であることの誇りが、
アフリカン・アメリカンであることの誇りがあります。

その「誇り」と「希望」が力になることは間違いありません。
バラク・オバマが当選した日、ハーレムの夜は・・・。_f0009746_16262521.jpg
(写真上から)
*トミーズハウス近所のソウルフードレストランバー「ロンデルス」では、大画面のテレビニュースで結果を見守る人々がStreetまで溢れました。

*当選が報道されると、店からシャンパンが振舞われ、皆の目には涙が溢れていました。スーツ姿の男性も、ヤンキース帽をかぶったオジサンも、皆の目に涙が溢れていました。でもその顔は希望に満ちた笑顔でもありました。

*歓喜のあまり、クラクションをファンファン鳴らして通り過ぎる車の中には、OBAMA仕様車も(Horn for OBAMA=オバマの為にクラクションを鳴らさせてください)

*ハーレムの中心、125丁目のステイトオフィスビル前広場ではHistoric Harlem Community Celebrationに集まった人達で朝方まで興奮を分かち合いました。オバマ氏の父親がケニア黒人だったこともあってか、アフリカ人もいっぱい集まってアフリカンドラムが鳴り響きました。

 

 

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by tommytomita | 2008-11-06 15:26 | ハーレム情報
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