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トミーさんが大好きなアメリカ自然史博物館

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by KimikoHarlem

1月10日(火)
トミーツアーがお休みの火曜日。アッパーウエストサイド81丁目にあるアメリカ自然史博物館のVIPチケットとやらを頂きましたので(有難うございます)、早速お出掛けしてきました。

ここはトミーさんが大好きな博物館。ツアーでこの前を通る度にいつも「ここは素晴らしい博物館で、見るのに1日かかります。恐竜の骨や化石の展示、バタフライ展ではコスタリカから輸入した蝶ちょが肩に止まります。そして、オススメはこの裏にあるヘイデンプラネタリウム・・・」と、トミーさんが熱く語っていますよね・・・。

現在の特別エキシビションは、バタフライ展、ダーウィン展、アイマックスではガラパゴス島の自然が大迫力の映像で楽しめます。「種の起源」でDNAレベルの生物の不思議を存分に見た後は、お目当てのガラス張りの超近未来的なローズセンターへ。この巨大プラネタリウムで、「Are We Alone?」(ハリソン・フォード解説)と「Passport to the Universe」(トム・ハンクス解説)を見ると、銀河系の中のほんのちっぽけな地球、「無限」というものがどんなものか想像できない果てしない宇宙・・・を考え始めて眠れなくなりそうです・・・。
※残念ながら、この2本はもうスグ終了、新しい映像になるようです

決して目で見ることができない超ミクロの世界から、我々を取り巻く想像を絶する壮大な宇宙まで、1日で "自然とは"、"生物とは"、、、と改めて考えさせられる貴重な時間を持つことができますよ。

これだけの設備を維持しながら、新しいエキシビションを出していく為、入場料はあれこれ入れると結構なお値段になってしまいますが、午前中のトミーツアーにご参加いただくと、帰りは午後2時前にここの前で途中下車できますので、是非スケジュールに入れてみてくださいね・・・。

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# by tommytomita | 2006-01-10 23:20 | ニューヨーク情報

ハーレム・ストロング・ドッグス勝利!#3

ハーレム・ストロング・ドッグス勝利!#3_f0009746_429263.jpg
by KimikoHarlem

1月7日(土)
今日は土曜日。いつもなら土曜のお昼はハーレムの教会で、2時間みっちりゴスペルワークショップがあるのですが、今日は急遽教会の都合でお休みになってしまったので、さぁ!我々HJGC(ハーレムジャパニーズゴスペルクワイヤー)のメンバーを引き連れて、ハーレムのABAバスケットボールチーム「ハーレム・ストロング・ドッグス」の応援に行くことに!!

入場は大人8ドル、子供5ドルポッキリ。入り口でセキュリティチェックを受けた後に、毎回、両チームのメンバー紹介が入ったパンフレットがもらえます。このメンバー表で出身や身長を見ながら、選手の名前を憶えていくと、試合もグ~ンと楽しくなってきますよ!

<Harlem Strong Dogs(これまで8勝9敗)Players>
背番号
1番 Karl Sanders (178cm) Guard
3番 John Halas (193cm) Guard
5番 中川カズ (183cm) Guard
10番 Reginald Roberson (185cm) Guard
12番 Erick Hall (201cm) Forward
15番 D'Quarius Stewart (185cm) Guard
22番 Chad Yates (205cm) forward
23番 Gabe Inglis (203cm) Forward
24番 Mark Jarrell-Wright (196cm) Forward
32番 Andre Sweet (201cm) Forward
33番 Carl Lee (201cm) Forward
34番 Kenya Carruthers (201cm) Forward

今シーズンから入った日本人選手Kaz Nakagawaを応援していますが、実はカズと同じポジションの1番カール・サンダース、動きはいいしシュートは打つし、(顔はちょっとCountry Boyっぽいのですが)と~ってもいい選手なのです。でも、カールが活躍するとカズが出れなくなるし・・・なかなか難しいところです。
そして、3番のジョン・ハラス。白人のバスケット選手にしては珍しく(笑)かなりのBabyFaceで華奢で格好良い上に、3ポイントシュートはバシバシ決めるしボールは上手くカットするし、ちょっと注目しています・・・。12番のエリック・ホールの高いジャンプ力も見ごたえアリ!

そして、何といっても我々のお目当ては、ハーレム出身の32番アンドレ・スイート。今日もシュート決めまくりで大活躍、お陰で今シーズン初めて勝ちゲームを楽しむことができました。

これで9勝9敗のタイ。これからも頑張って我々ハーレムのチームを応援したいと思います。
皆さん、試合がある時は是非一緒に応援に行きましょう!

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# by tommytomita | 2006-01-07 23:28 | スポーツ

Pop & Gospel Singer Lou Rawls

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by TommyTomita

1月6日早朝、Lou Rawlsが癌の為亡くなりました。享年72歳。

1960年~70年代にかけ、サム・クックのBring It on Home to Meのバックグラウンドコーラスを務めたり、自作でも数々のヒットを飛ばし、中でもYou'll Never Find Another Love Like Mineは記録的大ヒットとなりました。(クリックして聞いてみてください、きっと一度は聞いたことあるハズ・・)この曲は、未だに黒人の中では名盤です。

その後も、フランク・シナトラ、ナットキング・コール、ムーディ・ウォーターズ、レス・マッキャン等と並び、全米を代表するシンガーとして活躍、グラミー賞も数回受賞しています。

後半はユナイテッドニグロカレッジファンデーションの代表として、黒人の後進のために尽力していました。

・・・そんなLou Rawlsを偲んで、今夜ハーレムのジャズクラブでは彼を追悼し彼の曲が演奏されました。

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# by tommytomita | 2006-01-07 03:32 | ニュース

セヴィアン・グローバーのTAP

セヴィアン・グローバーのTAP_f0009746_1448416.jpg

1月3日(火)
元旦のサンデーゴスペルツアー、
2日のハーレムジャズツアーが無事終わり、
今日はようやくトミーツアーもお休みです。

ということで、ダウンタウンであっているセヴィアン・グローバーTAPショーをやっと見に行くことができました。

Savion Glover's
"Visions of a Bible"
with Lori Ann Hunter and Ther otherz
@The JOYCE Theater (Dec.20.2005-Jan.15.2006)

TAP好きのトミーさんに色々と伝授いただいたお陰で、
今や私もすっかりTAPフリークになってしまい(昨年はとうとう日本の雑誌にTAPの記事まで書いてしまいましたが)、NYであるセヴィアンのショーには殆ど足を運んでおります。

特にここ数年セヴィアンは露出が多く、
Jazz at Lincoln CenterやB.B.King、Knitting Factory、Apollo Theater・・・とNYマンハッタンだけでも頻繁に公演をしています。

ジョイスシアターでは毎年この時期に演るのが恒例になってきて、
今回はいつもより長めの1ヶ月公演ですがほぼ満席です。

ジャズに合わせたり、クラシックに合わせたり、アカペラの自分の歌に合わせたり、大勢の仲間と一緒にタップを踏んだり、色々な試みをするセヴィアン・・・
今回はゴスペルです。

それもアカペラのゴスペル。

セヴィアン自身がニュージャージーのニューアーク(教会が多くゴスペルも盛んな黒人の街。

シシー・ヒューストンの教会もニューアークです)から見つけてきたゴスペルシンガーLori Ann Hunterのゴスペルに合わせて、ショーの60%はアカペラゴスペルとTAPのコラボでした。

"Visions of a Bible"
His Eyes on the Sparrow
Peace Be Still
Hark the Voice
God Is
Visions of a Bible

彼女の低音でハスキーで絞り出す、いえ叫ぶようなアカペラのゴスペルに合わせてセヴィアンがTAPを踏む。

グレゴリー・ハインズ亡き後、今やNo.1の座に君臨するセヴィアンのTAPはやはりいつ見ても感動します。

静かな繊細なTAPから、激しく力強いTAP。

人間の2本の足だけで奏でられている音とは思えない、しっかりとした音楽になっています。

そして何よりセヴィアンの素晴らしいところは、リズムの正確さ。
どんなステップを踏んでもリズムがしっかりしているので、休憩無しの1時間強のショーでも、観客をず~っと魅了するのです。
みんな自然に足元だけに目がいってしまう、釘付けにさせてしまうところは流石です。

ちょっとおどろおどろしいゴスペルが長すぎた感はありましたが、
ショーの後半からは、やっとライトが上がり、バンドが出てきて華やかに。

セヴィアンのバックバンドを務めるのは、ハーレムジャズツアーで毎週顔を合わせる我々のお馴染みの面々でもあり、セヴィアンが最も信頼している面々。

セヴィアンがクルリと後ろを向き、それぞれの楽器に向き合うと、そこからタップとその楽器との1対1の真剣セッションが始まります。
お互いの呼吸を良く知りつくしたアーティスト同士ならではの息がピッタリのセッションは、これまた見るものを釘付けにします。

セヴィアンの汗がじっとりと染みてきて、シャツの色が全く変わってしまう・・・いつもながら美しい汗です。

こうして、休憩無しの1時間のショーが終わりました。
客は殆どが白人のカップル。
ダンスの劇場であるこのジョイスシアターには、ダンス観賞好きの白人マニアが多いのです。

公演終了後、
バンドのメンバー&セヴィアンに会いに、
トミーさんと楽屋へ。

ステージではガッシリ大きく見えるセヴィアンも、素顔は色白で華奢(きゃしゃ)。
スター特有のオーラーでステージではとても大きく見えるのです。

今日はシンガーのLori Ann Hunterのお誕生日ということでバースデーケーキを皆で食べた後、
サックスのペイシャンとハーレムのソウルフードレストランまで出掛けて遅い夕食を摂る事にしました。

彼がセビアンと始めて一緒に仕事をしたのはBlack & Blueのミュージカル。

一緒にツアーに出掛け、まだ若かったセビアンを、公演終了後各地のジャムセッションに連れて行くうちに、お互いに尊敬と信頼と友情が生まれ、セビアンがソロでショーをするようになってからは、ずっーとご指名がかかっています。

全米ツアーだけではなく、ヨーロッパや南米ほか世界をツアーしているセヴィアン御一行。
それぞれの音楽活動も忙しいので、今回の新作の為にはどのくらいリハーサルをしたのか聞いたら、ほんの1回だけだったと聞いてビックリ。(流石、ジャムセッションでつちかった即興性!)

売れっ子のセヴィアンは、この後も2月1日にNYのB.B.KINGでライブ、4月は東京で8公演。
しかし、内容は今回のものとは違うようです。

日本へは弦楽器も入れ総勢メンバー14名くらいで行くとか。

まぁ、今回のゴスペルバージョンは、日本で演るのは難しいかなという感じです。

オーケストラバージョンは華やかできっと日本の皆さんもお楽しみいただけるのではないかと思います。

尚、毎週木曜日のトミーさんのハーレムジャズでは、JazzとTapのセッションが見れますので、NYへ来た時にはどうぞご参加くださいね。

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# by tommytomita | 2006-01-04 00:47 | TAP ダンス

ハーレムジャズ年越しパーティ

ハーレムジャズ年越しパーティ_f0009746_384286.jpg
byトミー富田

2005年12月31日(土)
ニューイヤーズイブは、毎年ハーレムのジャズクラブで過すことにしています。

マンハッタン、タイムズスクエアのカウントダウンは100万人を超える人出で、良い場所で見物するには、大晦日の午後12時過ぎから場所取りをしなければなりません。夜の8時9時では遅すぎで、もうタイムズスクエア近辺には近寄れません。通りの数箇所に設置されている特設大型スクリーンを見ながらのカウントダウン・・・これなら家やホテルで見た方が暖かくてゆったり楽しいかもしれません。
マンハッタンに住んでいる人は行きませんし、一度行ったことがある人は、“もう懲り懲り・・”と言っていますので、実際は殆どがツーリストのようです。

それに比べてハーレムの年越しでは、地元の人達と一緒に楽しいHappy New Yearを迎えることができます。今年もハーレムの老舗ジャズクラブでJazminの素晴らしいエンターテインメントと共に迎えることにしました。Jazminは10年ほど前に、私が横浜のオフィサーズクラブにブッキングして来日演奏したことがあり、未だに日本が懐かしいようで、顔を合わすといつも日本のことを聞かれます。何とか近いうちにもう一度日本へ連れて行きたいと思っている素晴らしいグループです。

50席ほどの店内は、もう予約で一杯、着飾った地元のお洒落な人達が続々集まってきます。新年と言うことで、今夜はソウルフードの特別料理、チッタリング(内蔵のモツ煮)、豚足にスペアリブ、チキン等が用意されています。

新年のカウントダウンの時に乾杯するシャンパンやノイズメーカー、クラッカーや紙テープ、帽子や髪飾り等が一人一人に用意されていて、とても華やかです。Jazminのデビーとジムの演奏で盛り上がり、15分前から店内はもうクラブ状態。店内にある大型スクリーンにはタイムズスクエアの模様が映し出され、刻一刻と迫る新年の瞬間を、みんな踊りながら待っています。

10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...
その瞬間、店内は一気に盛り上がり、誰かれ構わずキスやハグを交わして大騒ぎ!しばしの興奮状態が少し醒めてくる頃、Jazminの歌声が始まり、改めてHappy New Year!

深夜、帰途に着く私達に、道行く人がみな口々にHappy New Year!と握手を求めてきます。ハーレムってやっぱりいいなぁ・・・。

今夜のハーレムジャズ年越しライブツアーは人数限定。ご参加いただいた皆さんをご宿泊のホテルまでお送りして、今年の年越しも大盛況のうちに幕を閉じました。

来年のカウントダウンも、是非ハーレムの年越しライブにお越しくださいね!!

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# by tommytomita | 2006-01-02 03:06 | ジャズ