ハーレム・ストロング・ドッグス勝利!#3

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by KimikoHarlem

1月7日(土)
今日は土曜日。いつもなら土曜のお昼はハーレムの教会で、2時間みっちりゴスペルワークショップがあるのですが、今日は急遽教会の都合でお休みになってしまったので、さぁ!我々HJGC(ハーレムジャパニーズゴスペルクワイヤー)のメンバーを引き連れて、ハーレムのABAバスケットボールチーム「ハーレム・ストロング・ドッグス」の応援に行くことに!!

入場は大人8ドル、子供5ドルポッキリ。入り口でセキュリティチェックを受けた後に、毎回、両チームのメンバー紹介が入ったパンフレットがもらえます。このメンバー表で出身や身長を見ながら、選手の名前を憶えていくと、試合もグ~ンと楽しくなってきますよ!

<Harlem Strong Dogs(これまで8勝9敗)Players>
背番号
1番 Karl Sanders (178cm) Guard
3番 John Halas (193cm) Guard
5番 中川カズ (183cm) Guard
10番 Reginald Roberson (185cm) Guard
12番 Erick Hall (201cm) Forward
15番 D'Quarius Stewart (185cm) Guard
22番 Chad Yates (205cm) forward
23番 Gabe Inglis (203cm) Forward
24番 Mark Jarrell-Wright (196cm) Forward
32番 Andre Sweet (201cm) Forward
33番 Carl Lee (201cm) Forward
34番 Kenya Carruthers (201cm) Forward

今シーズンから入った日本人選手Kaz Nakagawaを応援していますが、実はカズと同じポジションの1番カール・サンダース、動きはいいしシュートは打つし、(顔はちょっとCountry Boyっぽいのですが)と~ってもいい選手なのです。でも、カールが活躍するとカズが出れなくなるし・・・なかなか難しいところです。
そして、3番のジョン・ハラス。白人のバスケット選手にしては珍しく(笑)かなりのBabyFaceで華奢で格好良い上に、3ポイントシュートはバシバシ決めるしボールは上手くカットするし、ちょっと注目しています・・・。12番のエリック・ホールの高いジャンプ力も見ごたえアリ!

そして、何といっても我々のお目当ては、ハーレム出身の32番アンドレ・スイート。今日もシュート決めまくりで大活躍、お陰で今シーズン初めて勝ちゲームを楽しむことができました。

これで9勝9敗のタイ。これからも頑張って我々ハーレムのチームを応援したいと思います。
皆さん、試合がある時は是非一緒に応援に行きましょう!

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# by tommytomita | 2006-01-07 23:28 | スポーツ

Pop & Gospel Singer Lou Rawls

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by TommyTomita

1月6日早朝、Lou Rawlsが癌の為亡くなりました。享年72歳。

1960年~70年代にかけ、サム・クックのBring It on Home to Meのバックグラウンドコーラスを務めたり、自作でも数々のヒットを飛ばし、中でもYou'll Never Find Another Love Like Mineは記録的大ヒットとなりました。(クリックして聞いてみてください、きっと一度は聞いたことあるハズ・・)この曲は、未だに黒人の中では名盤です。

その後も、フランク・シナトラ、ナットキング・コール、ムーディ・ウォーターズ、レス・マッキャン等と並び、全米を代表するシンガーとして活躍、グラミー賞も数回受賞しています。

後半はユナイテッドニグロカレッジファンデーションの代表として、黒人の後進のために尽力していました。

・・・そんなLou Rawlsを偲んで、今夜ハーレムのジャズクラブでは彼を追悼し彼の曲が演奏されました。

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# by tommytomita | 2006-01-07 03:32 | ニュース

セヴィアン・グローバーのTAP

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by松尾公子

1月3日(火)
元旦のサンデーゴスペルツアー、2日のハーレムジャズツアーが無事終わり、今日はようやくトミーツアーもお休みです。ということで、ダウンタウンであっているセヴィアン・グローバーTAPショーをやっと見に行くことができました。

Savion Glover's
"Visions of a Bible"
with Lori Ann Hunter and Ther otherz
@The JOYCE Theater (Dec.20.2005-Jan.15.2006)

TAP好きのトミーさんに色々と伝授いただいたお陰で、今や私もすっかりTAPフリークになってしまい(昨年はとうとう日本の雑誌にTAPの記事まで書いてしまいましたが)、NYであるセヴィアンのショーには殆ど足を運んでおります。特にここ数年セヴィアンは露出が多く、Jazz at Lincoln CenterやB.B.King、Knitting Factory、Apollo Theater・・・とNYマンハッタンだけでも頻繁に公演をしています。
ジョイスシアターでは毎年この時期に演るのが恒例になってきて、今回はいつもより長めの1ヶ月公演ですがほぼ満席です。ジャズに合わせたり、クラシックに合わせたり、アカペラの自分の歌に合わせたり、大勢の仲間と一緒にタップを踏んだり、色々な試みをするセヴィアン・・・今回はゴスペルです。それもアカペラのゴスペル。セヴィアン自身がニュージャージーのニューアーク(教会が多くゴスペルも盛んな黒人の街。シシー・ヒューストンの教会もニューアークです)から見つけてきたゴスペルシンガーLori Ann Hunterのゴスペルに合わせて、ショーの60%はアカペラゴスペルとTAPのコラボでした。

"Visions of a Bible"
His Eyes on the Sparrow
Peace Be Still
Hark the Voice
God Is
Visions of a Bible

彼女の低音でハスキーで絞り出す、いえ叫ぶようなアカペラのゴスペルに合わせてセヴィアンがTAPを踏む。グレゴリー・ハインズ亡き後、今やNo.1の座に君臨するセヴィアンのTAPはやはりいつ見ても感動します。静かな繊細なTAPから、激しく力強いTAP。人間の2本の足だけで奏でられている音とは思えない、しっかりとした音楽になっています。
そして何よりセヴィアンの素晴らしいところは、リズムの正確さ。どんなステップを踏んでもリズムがしっかりしているので、休憩無しの1時間強のショーでも、観客をず~っと魅了するのです。みんな自然に足元だけに目がいってしまう、釘付けにさせてしまうところは流石です。

ちょっとおどろおどろしいゴスペルが長すぎた感はありましたが、ショーの後半からは、やっとライトが上がり、バンドが出てきて華やかに。セヴィアンのバックバンドを務めるのは、ハーレムジャズツアーで毎週顔を合わせる我々のお馴染みの面々でもあり、セヴィアンが最も信頼している面々。セヴィアンがクルリと後ろを向き、それぞれの楽器に向き合うと、そこからタップとその楽器との1対1の真剣セッションが始まります。お互いの呼吸を良く知りつくしたアーティスト同士ならではの息がピッタリのセッションは、これまた見るものを釘付けにします。
セヴィアンの汗がじっとりと染みてきて、シャツの色が全く変わってしまう・・・いつもながら美しい汗です。

こうして、休憩無しの1時間のショーが終わりました。客は殆どが白人のカップル。ダンスの劇場であるこのジョイスシアターには、ダンス観賞好きの白人マニアが多いのです。

公演終了後、バンドのメンバー&セヴィアンに会いに、トミーさんと楽屋へ。ステージではガッシリ大きく見えるセヴィアンも、素顔は色白で華奢(きゃしゃ)。スター特有のオーラーでステージではとても大きく見えるのです。
今日はシンガーのLori Ann Hunterのお誕生日ということでバースデーケーキを皆で食べた後、サックスのペイシャンとハーレムのソウルフードレストランまで出掛けて遅い夕食を摂る事にしました。彼がセビアンと始めて一緒に仕事をしたのはBlack & Blueのミュージカル。一緒にツアーに出掛け、まだ若かったセビアンを、公演終了後各地のジャムセッションに連れて行くうちに、お互いに尊敬と信頼と友情が生まれ、セビアンがソロでショーをするようになってからは、ずっーとご指名がかかっています。

全米ツアーだけではなく、ヨーロッパや南米ほか世界をツアーしているセヴィアン御一行。それぞれの音楽活動も忙しいので、今回の新作の為にはどのくらいリハーサルをしたのか聞いたら、ほんの1回だけだったと聞いてビックリ。(流石、ジャムセッションでつちかった即興性!)
売れっ子のセヴィアンは、この後も2月1日にNYのB.B.KINGでライブ、4月は東京で8公演。しかし、内容は今回のものとは違うようです。日本へは弦楽器も入れ総勢メンバー14名くらいで行くとか。まぁ、今回のゴスペルバージョンは、日本で演るのは難しいかなという感じです。オーケストラバージョンは華やかできっと日本の皆さんもお楽しみいただけるのではないかと思います。尚、毎週木曜日のトミーさんのハーレムジャズでは、JazzとTapのセッションが見れますので、NYへ来た時にはどうぞご参加くださいね。

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# by tommytomita | 2006-01-04 00:47 | TAP ダンス

ハーレムジャズ年越しパーティ

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byトミー富田

2005年12月31日(土)
ニューイヤーズイブは、毎年ハーレムのジャズクラブで過すことにしています。

マンハッタン、タイムズスクエアのカウントダウンは100万人を超える人出で、良い場所で見物するには、大晦日の午後12時過ぎから場所取りをしなければなりません。夜の8時9時では遅すぎで、もうタイムズスクエア近辺には近寄れません。通りの数箇所に設置されている特設大型スクリーンを見ながらのカウントダウン・・・これなら家やホテルで見た方が暖かくてゆったり楽しいかもしれません。
マンハッタンに住んでいる人は行きませんし、一度行ったことがある人は、“もう懲り懲り・・”と言っていますので、実際は殆どがツーリストのようです。

それに比べてハーレムの年越しでは、地元の人達と一緒に楽しいHappy New Yearを迎えることができます。今年もハーレムの老舗ジャズクラブでJazminの素晴らしいエンターテインメントと共に迎えることにしました。Jazminは10年ほど前に、私が横浜のオフィサーズクラブにブッキングして来日演奏したことがあり、未だに日本が懐かしいようで、顔を合わすといつも日本のことを聞かれます。何とか近いうちにもう一度日本へ連れて行きたいと思っている素晴らしいグループです。

50席ほどの店内は、もう予約で一杯、着飾った地元のお洒落な人達が続々集まってきます。新年と言うことで、今夜はソウルフードの特別料理、チッタリング(内蔵のモツ煮)、豚足にスペアリブ、チキン等が用意されています。

新年のカウントダウンの時に乾杯するシャンパンやノイズメーカー、クラッカーや紙テープ、帽子や髪飾り等が一人一人に用意されていて、とても華やかです。Jazminのデビーとジムの演奏で盛り上がり、15分前から店内はもうクラブ状態。店内にある大型スクリーンにはタイムズスクエアの模様が映し出され、刻一刻と迫る新年の瞬間を、みんな踊りながら待っています。

10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...
その瞬間、店内は一気に盛り上がり、誰かれ構わずキスやハグを交わして大騒ぎ!しばしの興奮状態が少し醒めてくる頃、Jazminの歌声が始まり、改めてHappy New Year!

深夜、帰途に着く私達に、道行く人がみな口々にHappy New Year!と握手を求めてきます。ハーレムってやっぱりいいなぁ・・・。

今夜のハーレムジャズ年越しライブツアーは人数限定。ご参加いただいた皆さんをご宿泊のホテルまでお送りして、今年の年越しも大盛況のうちに幕を閉じました。

来年のカウントダウンも、是非ハーレムの年越しライブにお越しくださいね!!

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# by tommytomita | 2006-01-02 03:06 | ジャズ

昨夜の裏話。

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アポロのステージでビリーさんからトロフィーを受賞するトミーさん(右)

by松尾公子

12月29日(木)
思わず目頭が熱くなった感動の昨夜から、明けて1日。今日だから話せる昨夜の裏話を少しご紹介します・・・。(昨日のブログを読んでない方は、まず昨日の記事からお読みくださいませ)

トミーさんには、本当にお気の毒なくらい全くのサプライズでしたが、実は私くしはもう随分前から、アポロのスタッフの皆さんに「28日のトップドッグには、勿論、トミーは来るよな。当日サプライズを用意しているので、本人には絶対に言っちゃいけないけど、必ずその場にいさせてくれよ!」と言われていたのでした・・・。

12月15日、アポロ劇場のマーキー点灯セレモニーの日にも、何人ものスタッフから「本人には言ってないわよね!」と念を押され、ワクワクする気持ちと同時にみんなの圧力に緊張しておりました。

さて、28日スーパートップドッグ当日は水曜日ですので、トミーさんは朝からARC(元麻薬中毒患者たちによる)ゴスペルツアー。午後、ツアーの皆さんをミッドタウンまで車でお送りして、その後スグに、The Bronxのヤンキースタジアムへ、自分用の来シーズンのチケットを買いに行きました(余談ですが、今年はチケット発売が例年より早く12月16日。今日まで10日余り、ツアーやらストライキやらで買いそびれてしまっており、勿論、4月11日の開幕戦とシーズン中の全ボストン戦、6/30~7/2のサブウェイシリーズは既に完売。4月13日の開幕シリーズと大好きなイチローのマリナーズ戦のみGetできました)。話がそれたので戻します・・・。

で、要するに、今日もまた朝からバタバタと忙しく、夕方4時半、野球帽と超普段着のままでアポロツアーへ出掛けようとした何も知らないトミーさんに、何とか“ジャケット着用”に着替えていただくのにまず一苦労したのです。

さて、7時半前にアポロ劇場に着くと、トミーさんはいつものように沢山のスタッフからハグやキスの挨拶で引き止められ、なかなか前へ進めません。いつもはこの時間劇場に降りてこない支配人のビリーさんまで、今夜は1階で待っていて「Hey!Tommy!」と挨拶にやってきます。皆からは私に横目で「ダンスの後よ、準備はいいね!」と、また無言の圧力が・・・。

それなのに、劇場に入るとトミーさんは、タカヒロ君の様子を見に楽屋に行ったり、プレゼントを渡さなきゃ・・・とウロウロしていて、行ったり来たり・・・。ワイリーさんと引き止めておくのに大苦労です。

いよいよソウルトレインダンスのコーナーが終わり、そのまま一部のMCが「Tommy!」と呼ぶのかと思いきや、舞台袖に引っ込んでしまいました。そして、アポロの要、支配人のビリーさんが出てくるではないですか、これはかなり大掛かりな表彰です。

そして・・・その後は昨日トミーさんが書いているとおりです。
ビリーさんの話の途中で、やっと自分のことを言われていると気付いたトミーさんは、小声で「えぇぇっっ・・?」と言葉にならないことを口走りながら、ステージに上がっていきました。知っていた私もウルウルしてしまう感動的な瞬間でした。

通常、アポロのステージ中は絶対に写真撮影禁止なのですが、ディレクターから「撮りなさいよ!」と強要され、ピンボケの写真を何とか撮った次第です(写真上)。

ステージから降りてきたトミーさんは、しばらく放心状態でしたが、少し落ち着いてくると、マイクを通して何も喋れなかった自分をとても後悔していました。でも、ノドから全く言葉が出なかったそうです。いつも何十人のツアー客の前で、何百人の講習の中で、何千人のジャズコンサートのステージでマイクを持って喋っているトミーさんが、です。今夜は相当ビックリして、感動していたのだと思います。

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・
最近急速に変わりつつあるハーレムですが、トミーさんが住み始めた20年前は、ハーレムがまだまだ荒れていて、本当に危険で、日本人なんか住んでいなかった時代。その当時のトミーツアーでは、毎回拳銃を持った黒人セキュリティがツアーバス入口に乗り込み、護衛していたそうです。87年に「地球の歩き方」にトミーさんが初めてハーレムの地図と記事を紹介し、アポロ劇場の偉大さ、アマチュアナイトの面白さを各メディアに紹介し続けてきたお陰もあってか、現在ハーレムでは沢山の日本人を見かけるようになりました。ことアポロ劇場に関して言うと、会場にいるアジア系の殆どが日本人です。コリアンやチャイニーズやタイワニーズ等・・・は殆どいません。トミーさんのように、愛情を持ってアポロの良さやハーレムの良さを伝え続けててきた人物がいないのかもしれません・・・。

以前、これまたトミーさんが10年以上、毎日曜日に通い続けているサンデーゴスペルの教会でも、こんなことがありました。正式な日曜礼拝の中で、1000人近い出席者の前で、サプライズでトミーさんの誕生会です。主任牧師に「教会を十数年サポートしてくれている大切な我々のファミリー、TommyTomita!」と紹介され、壇上に上がって教会メンバー全員からのBDカードを受け取り、クワイヤーの皆がトミーさんの為の歌を歌いました。

勿論、現在ハーレムに住んでいる新しい日本人、ハーレムを訪れる日本人の中には「トミー富田なんか知らないゾ」という人も沢山いらっしゃることでしょう。また、今ではハーレムに関する記事を書いていらっしゃる方も大勢いらっしゃるようです。・・・が、世界のアポロで、地元コミュニティの教会で、こうやって行く先々の大観衆の前で「我々の大切なファミリーです!」と紹介される日本人は、今後100年経っても、他に誰も出て来ないのかも知れません。

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# by tommytomita | 2005-12-29 07:55 | アポロ劇場

心から・・・Thank You Apollo !!

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byトミー富田

12月28日(水)
今日は、ここ数年で、いえ、ここ十数年で一番びっくりして一番感動した日かもしれません・・・。

今夜はいよいよアポロ劇場のスーパートップドッグ(年間チャンピオン大会)で、1500席ある劇場のチケットは既にSoldOutです。
でも、私のアポロツアーでは、いつも1階のオーケストラ席を押えているので大丈夫、今夜もいつも通りツアー参加の皆さんと会場へ向かいました。

満席の場内では既に観客の興奮が高まっており、異常な雰囲気です。今夜は、これまで負け知らずの日本人ダンサー「タカヒロ君」もチャンピオンに挑戦ということで、開演前、ちょっと楽屋へ挨拶に。それから、もうひとつ、開演前に会っておきたい人が何人かいました。私事になりますが、毎週このアポロ劇場に日本の方々をご案内してかれこれ20年、毎週ショースタッフやチケットボックスの皆にお世話になっているので、1年のお礼も込めて、毎年ささやかですがクリスマスプレゼントを渡しています・・・が、実は今年は、丁度、交通ストライキやら何やらでバタバタしてしまい、今日まで渡しそびれていたのです・・・。とても気になっていたので、知った顔を探そうとウロウロしていると、ディレクターのワイリーさんから「話があるからこの辺にいてね」と言われてしまい、それ以上動き回ることができなくなって、大人しくショーを見ることにしました。

いつものようにオープニングの前歌で始まり、即興ダンス大会で盛り上がった直後のことです。

普段なら、ここからMCが交代になり、本選に入っていくのですが、今夜は特別にアポロの支配人で私の大親友でもあるビリーさんがステージに紹介され、登場しました。

ビリーさんは、“私は24年間アポロ劇場に勤務し、数々の歴史やレジェンドを見てきた・・・今日はこの場で、私たちの大切なアポロファミリーに栄誉を授けたい・・・”と語り始めました。今夜はなんだか特別だな・・と見ていると、続いて
「その彼は、日本で生まれてハーレムに住み着き、アポロ劇場に20年間毎週日本のツーリストを引き連れて通ってくれたお陰で、現在、このアポロ劇場には毎年沢山の日本人が来るようになった・・・その人の名はTommy Tomita。彼は、真の我々アポロファミリーです!」
・・・と、私の名前を呼ぶではありませんか!

私は、あまりの驚きに、一瞬、何のことかわからなくなってしまいました。まさに「頭の中が真っ白になる」というのはアノ状態のことでしょう。
「Tommy、今日はどこにいるか?」とビリーさんがステージから呼んでいます。
ディレクターのワイリーさんに促され、何とか舞台に上がったのは憶えていますが、1500人の満員の観客から沢山の拍手を頂き、しかし舞台の上から観客は全く目に入らず、思わず目頭が熱くなりました。

全くのサプライズです。
感動と驚きで、トロフィーをいただくのに精一杯、言葉が何も出てきませんでした・・・。

こんなにビックリしたことはこれまでかつてなかったかもしれません。

舞台から降りてくると、みんなから「Congratulations!」と握手を求められ、恥ずかしながら、やっと実感がわいてきた次第です。

アポロアマチュアナイトのステージでは、いつの頃からか、最後まで自分のパフォーマンスをすることができた出演者達が皆「Thank You Apollo!」と叫んでステージを去っていきます。この偉大なステージへの敬意を表す最大級の言葉です。

私は今日、興奮の余り何も喋ることができませんでしたが、20年間、毎年欠かさず通い続けたアポロ劇場に、今、ここで声を大にしてお礼を言いたいと思います。

      “ Thank You Apollo !! ”




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# by tommytomita | 2005-12-28 23:41 | アポロ劇場

ストライキの中でのブルックリンツアー

by TommyTomita

12月20日(火)
ストライキの真っ只中、集合場所の53丁目ヒルトンホテルより4名、32丁目のペンシルバニアホテルより2名、計6名の女性の方々をピックアップしてブルックリンツアーを催行しました。

まず、マンハッタン内はどこも交通混雑、ヒルトンからペンシルバニアまで通常10分のところ40分もかかって、やっと全員が集合。予定より1時間遅れでツアースタートです。

ブルックリン・バッテリー・トンネルを通過して、やっとの思いでスタッテン島とブルックリンを結ぶベラザノブリッジに着いたのが12時半。マンハッタンから約2時間、ストライキの混乱がまるで嘘の様な壮大で静かな景色をしばし眺めながら、ようやくホッと一息です。

古き良きアメリカの避暑地の面影たっぷりのコニーアイランド、NYメッツの二軍のキースパン球場を通って、ホットドッグ発祥の店「ネイザンズ」へ。1916年に誕生したこの店では、毎年ホットドッグの早食い競争が行われ、最近では日本人の小林タケル君が3連勝中。ツアーの皆さんは、ここでホットドッグを味わいながら、このホットドッグを1分間に52本も食べた小林君に感動を覚えたようです。

丁度、店の向かい側が地下鉄の駅で、プラカードを抱えた黒人・スパニッシュ系労働者達のMTAウォーキングストライキが静かに行われていました。

ユダヤ人街、アーミー広場、プロスペクトパークやボタニックガーデンを通って、ブルックリンミュージアムへ。ストライキの影響で、この辺りも凄い交通渋滞でしたが、何とかすり抜け、マンハッタンの素晴らしいスカイラインがパノラマで広がる View Point に辿り着くと、皆さんもうっとり、記念撮影大会です。

昼食は、100年の歴史を誇るNYチーズケーキの有名店「Junior's」で。その後、NYで今一番流行っているチョコレートショップ「ジャック・トレス」で味見とShopping。

さて、最後は噂のユダヤ人街です。この辺りでは、皆ハシディズム(神秘的秘密主義)といわれる昔ながらの格好をしています。男性は黒装束、山高帽に黒のフロッグコート、女性はターバンまたはスカーフを頭に巻いています(結婚すると髪の毛を剃って自分の主人以外には見せてはいけないという古い習慣の為)。初めて見る人にはちょっと異様に写る雰囲気の街を通り、一路マンハッタンへ。

今日は、ストライキの影響で一日中交通混雑に見舞われて、ツアーが終了したのは午後4時過ぎ。2時間以上遅れた長い長いブルックリンツアーでした。

私が元祖ブルックリンツアーを始めた頃は、まだまだレアだったブルックリンの各スポット・・・最近では、インターネットの普及や色々な雑誌・ガイドブックでお馴染みになってきました。しかし、広~いブルックリン、自分たちで全部周るのは大変です・・・。トミーのブルックリンツアーで車で効率良く周りましょう!

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# by tommytomita | 2005-12-21 02:08 | ブルックリン

遂にMTAストライキ・・・

by TommyTomita

12月20日(火)
本日未明、いよいよ25年振りにMTAストライキに突入しました。
NY市の地下鉄、バスが一斉に止まってしまい、ブルックリン・ブロンクス・クイーンズからの通勤者は皆、早朝から歩かなければなりません。ブルックリンブリッジ、クイーンズボローブリッジも異常な人出です。

車はマンハッタンに入る96丁目で検問があり、4人以上乗せていないと通過できない規制の為、一般の車はマンハッタンにはなかなか入れません。
イエローキャブやLiveryの商業車は、かろうじて通行することができます。(最近は、一般の方が地下鉄や歩きでNY観光ツアーを催行したりするそうですが、そこに申し込んでいたツーリストの方々はツアーキャンセルで大変のようです。)お陰さまで、私共のハーレムツアーはNYで20年の歴史を持つ正式なツアーですので大丈夫、全て通常通り催行です。ということで、今朝は早速ブルックリンツアーに出掛けます。

この分でいくと、何日間かストが続きそうな気配。
25年前のストライキは11日間続いたそうですから、そうなるとこのクリスマスは最悪となりそうです。

MTAのストライキは違法となる為、毎日多額の罰金が課せられ、更にこのクリスマス商戦時の市民の足止めは、計り知れない経済的ダメージを与えるようです。

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# by tommytomita | 2005-12-20 23:41 | ニュース

新生アポロ劇場誕生の日

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byトミー富田

12月15日(木)
アポロ劇場の看板とマーキー(大ひさし)が完成され、点灯式が華々しく行われました。
式典に先立ち、3階のレセプションコーナーで豪華なディナーとカクテルパーティが開かれ、私たちも招待いただいきました。

式典はマーキーの下で行われる為、アポロ劇場前の道路は一部遮断、招待状が無いと近くを歩行することもできません。

アポロのPresident ジュネル・プロコプや、Chairmanのリチャード・パーソンズ、マイク・ブルムバーグNY市長、クリントン元大統領等が参列。招待客の中にはチャック・ジャクソン等の姿も見えました。

式典前の緊張の中、詰め掛けた大勢の報道陣からブルムバーグ市長に向けて、MTA(ニューヨークの地下鉄・バス)ストライキについての質問が集中し、なかなか本題に入れない場面もありました。

クリントン元大統領は、ハーレム125丁目(bet.5th & Lenox Ave.)にあるオフィスから歩いて参加。セキュリティが10名ほど取り巻く中、集まった沢山の民衆と気さくに写真などを撮りながら歩く為、人々の輪が段々と大きくなって、とうとう警察の規制が入ってしまいました。クリントンは未だにハーレムの人気者です。

アポロ劇場は、今月28日のスーパートップドッグ(年間チャンピオン大会)を最後に、来年2月13日まで休業となり、椅子の入れ替え工事を行います。そして、2月14日のバレンタインデーに、新しくオープンする予定です。
オープニングの2月14日は、オージェイズが出演。翌日の2月15日(水)より通常通りアマチュアナイトも再開、新生アポロ劇場として生まれ変わります。

ハーレムの象徴であるアポロ劇場伝統の看板とマーキーが煌々と点灯し、今、ハーレム125丁目は一気に明るく活気づいています。

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# by tommytomita | 2005-12-15 23:41 | アポロ劇場

Tap!TAP!tap!

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by松尾公子

12月12日(月)
トミーさんが息子のように可愛がっている天才タップダンサーOmar Edwardsのライブ“Tap Dancin' is a Music”が、NYマンハッタンのジャパンソサエティで行われました。

会場は、ソフィスティケイトされた女性で満席。初めて見る“全身全霊を使って踊るオマーのTap”に、スタンディングオベーションの拍手が鳴り止まず、ライブ終了後は「次回はどこで見れるの?」の問い合わせ殺到で、大成功のうちに幕を閉じました。

オマーは、今や世界的なタップダンサー“セビアン・グローバー”の従兄弟。しかし、セビアンよりもかなりイケ面、それよりも何よりもTAPのアイディアが誰よりも豊富で、毎回彼のステージではアッと驚かされます。

トミーさんのプロデュースで、日本で大好評いただいている横浜ランドマークでのHarlem Nightsコンサートには、3年連続でオマーが出演しています。一度見たらもう最後、すっかり人々を魅了してしまうオマーのファンも、お陰さまで随分日本に増えてきました。

私たちの大切なファミリー、オマー・エドワーズの情報も時々お伝えしていきますので、どうぞこのブログを楽しみにしていてくださいね・・・。

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# by tommytomita | 2005-12-13 03:59 | TAP ダンス

NY対決!ハーレム・ストロング・ドッグス #2

f0009746_1362058.jpgby KimikoHarlem

12月11日(日)
またまた、トミー富田のサンデーゴスペルツアー終了後、トミーさんとツアーの方々をお誘いしてハーレムのバスケットボールチーム「ハーレム・ストロング・ドッグス」の応援に駆けつけました。
今日は少し観客の入りがいいなぁ・・と思っていたら、チームのディレクターの方にお聞きしたところ、NYのチーム同士の対決だから、とのこと。相手はStrong Island Sound Projected Rosters。どちらも“ストロング”同士です。
f0009746_1365158.jpg試合は負けてしまいましたが、前回注目していたハーレム出身の32番アンドレ・スイート(写真上)は今日もスタメン出場、今年入団した背番号5の中川カズ選手(写真下)も、相変わらずの俊敏な動きを見せてくれました。

で、前回もう1人注目していたのが、ハーレムのストリートバスケ出身の45番Tyron Evans。しかし、今日は見当たりません。・・・ベンチ入りの選手が4人も変わっていました。調子が悪いとスグはずされる年俸契約ではないABAの厳しさ、頑張って!!

今年は残念ながらハーレムでのホームコートがGetできなかったハーレム・ストロング・ドッグス。試合は、地下鉄6番線「68St.Hunter College駅」スグのハンターカレッジで見ることができます。ロケーション的には、実は今年は試合を見に行きやすいかも・・・。

さぁ、次は20日(火)のNewark戦に行く予定です。トミーツアーに参加予定の皆さん、ツアー終了後は一緒に応援に行きましょう!!

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# by tommytomita | 2005-12-11 23:43 | スポーツ

ハーレムのコットンクラブは今・・・。

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by KimikoHarlem

Pilot Production TV Show
"Rollin Holy"
Video Taping and Fundraiser
Hosted & MC by:Marcus Knight
12月8日(木)@The World Famouse Cotton Club
Door open at 7pm till 9:30pm

というイベントに知人が出演するというので行ってきました(始めに、Y君誘ってくれて有難うございます)。
どういうイベントか事前に把握することなく参加したのですが、どうやら今コットンクラブで売り出し中の今夜のホスト、マーカス・ナイトがBET(Black Entertainment Television)の中で番組を持っており、その収録を兼ねたイベントのようだ、ということが次第にわかってきました。BETはブラック系のビデオクリップを一日中流しているので、自分的にはMTVよりもかなりお気に入りで、時間がある時は部屋でBGM代わりにTVを付けたりしていますが、こんな番組は見たことも聞いたこともありませんでした。

急いで7時半に駆けつけたのに、なんとか始まったのが夜10時近く(10-7.5=待ち時間2時間半)。ここにもハーレム時間健在です・・・。

最近、このコットンクラブではゴスペルレーベルを立ち上げており、今日の主な出演者はBishopやMinisterやゴスペルクワイヤー。
で、Y君の出番が一向に回ってこない!見事なまでにスローな進行で、時刻はどんどん過ぎてしまい・・・この後、ジョン・レノン25周忌のストロベリーフィールズへ向かおうと計画していた私くしは、泣く泣く途中で失礼してしまったのでした。

ハーレムウィークのステージでも他のイベントでもいつでも思うコト、“ちゃんとタイムスケジュールを作って(作っているんだろうけど)、なるべくそれに近くなるように皆で頑張ろうよぉ・・・”、以前番組制作にかかわっていた自分としては、他人事ながらヤキモキしてしまいます。

帰途、自称マーカス・ナイトのマネージャという黒人男性と一緒になり、どうやらお昼に放送されている番組であることまではつきとめましたが、「で、いつ放送なの?」と聞いてみると・・・「知らない」とあっさり返答。“マネージャーなら覚えておいて宣伝しようよぉ・・・”と言いたいところ、グッとこらえて別れました。

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

今年11月22日には、東京の丸ビルに「コットンクラブJapan」がOPEN。こちらのコットンクラブは1920年代から40年代の華やかなハーレムルネッサンス時代をイメージした、大人が遊べるゴージャスなクラブになっているそうです。

さて、現在ハーレム125丁目のはずれにあるコットンクラブは・・・、
昔ハーレムルネッサンス時代に142丁目レノックス通りで輝いていたものとは違います。月曜日にはご老人達がダンスをしに集まりますが、実際今では、残念ながらあまり地元の人達が集まらない場所になってしまいました。

しかし「11月に東京にコットンクラブをオープンし、私も挨拶に来日しました」と、今夜希望に満ちたスピーチしていたCEOのJohn Beattyさんは、トミーさんの古いお友達。ハーレムのコットンクラブも、是非また頑張って欲しいな・・・としんみりしてしまった夜でした。

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# by tommytomita | 2005-12-09 10:32 | ハーレム情報

ハーレムのクリスマスツリー点灯式

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by KimikoHarlem

12月8日(木)5:30pm
ハーレムの中心125丁目のアフリカンスクエアで、2005年度クリスマスツリーの点灯式がありました。
ロックフェラーセンターのクリスマスツリーに比べると、リンカーンセンターのツリーに比べると、ウォール街のツリーに比べると、ワシントンスクエアのツリーに比べると・・・毎年ハーレムのツリーは本当に地味で洗練されていないのですが、なんだか見るとホッとさせられる温かいクリスマスツリーです。
f0009746_953377.jpg5時半開始のはずなのに、時間になっても一向に始まらない、いつも通りのハーレムのイベント。今夜は、ゴスペル界グラミー賞の顔ヘゼカイヤ・ウォーカーや、ブラコン界の大御所フレディ・ジャクソンが出
f0009746_9541469.jpg演するというのに、相変わらず事前告知がお粗末で、観客すら集まらない・・・。
さて、超寒い特設ステージは、まず子供達のプレイズダンス(神様に捧げる踊り)で始まり、途中、一瞬アクシ
f0009746_9544148.jpgデントでツリーが点灯してしまったり、全音響システムがダウンしてしまったり・・・とドタバタしながら、プログラムは進みます。寒さのせいかいつもよりかなり少なめのクワイヤーでやって来たヘゼカイヤ・ウォーカー、相変わらずねちっこく歌い上げるフレディ・ジャクソンのクリスマスソングでなんとかカウントダウンに突入。ハーレムのツリーに、今年もこじんまり明かりが灯りました。

さぁ、この後は、トミーさんがオーガナイズしているゴスペルワークショップの仲間、Y君(ダンサー)のパフォーマンスを見に、コットンクラブへ直行します!

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# by tommytomita | 2005-12-09 08:14 | ハーレム情報

アポロ・シニア・アマチュアナイト?

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by KimikoHarlem

12月7日(水)
今週の月曜日から、日本のイベント関係の方々が来年の日本でのコンサートの打ち合わせにNYを訪れている為、私もトミーさんも毎晩大忙しです・・・。

来日候補の黒人アーティスト達と会ってもらい、パフォーマンスを実際に見ていただこうと事前にセットアップ、この3日間は分刻みで移動する毎日。数々のハプニングもありましたが、何とか最終日の夜を迎えることができました。

今日は水曜日、ハーレムのシンボル・アポロ劇場名物「アマチュアナイト」の日です。黒人音楽の殿堂、“アポロのステージを是非生で見たい”というリクエストで皆さんをお連れしたのですが・・・・、今日に限ってアポロ劇場は「シニアの日」なのです。(我々は、アポロ劇場から事前に情報をもらっていましたので、今夜は通常のトミー富田のアポロツアーはお休み。知らずに来ていた白人や日本人の観光客の方々は、出演者と観客の年齢層の高さにビックリ!? 皆が60才以上のシニアなのですから・・・)

これまでにも、時折、“ゴスペルアマチュアナイト”や“ダンスアマチュアナイト”、“キッズアマチュアナイト”・・・などなど行われましたが、“シニアのアマチュアナイト”はとても珍しい企画です。

ゲストは観客の層に合わせ、往年のソウルグループThe Persuaders。入り口から劇場に入るまでのロビーには、無料血圧測定サービスやカウンセリングデスクなどがゴチャゴチャと設けられており、地元のシニアの黒人達がごったがえして、いつものアポロとは全く違う雰囲気です。
司会やバンドまでシニアだったりして、、、なんて想像していましたが、そこまでは徹底されてなくてちょっと安心。(但し、バンドリーダーのレイ・チューはお休みで残念)。いつもなら観客が気に入らないと舞台袖からピエロが出てきて、ステージ半ばでマイクを取り上げられる・・というのがアマチュアナイトの見どころのひとつなのですが、シニアナイトでは出演者の方々に敬意を払うということで、今夜はアポロ恒例の“Booing”も禁止。というわけで、今日はピエロ役のCPレイシーもお休みです。

アポロ劇場は1991年から財団法人となっており、劇場として使用する日以外は、子供の為のプログラムやコミュニティの為のプログラムも組まれています。今日は5時半からシニアの方々をフリーで招いて健康イベントがあっていたのでした・・・。

さあ、来週からはいよいよ気分一新!チャンピオン大会のオンパレードです。今夜は、その前の小休止的、ほのぼの雰囲気の、ある意味貴重なアマチュアナイトでした・・。

この後、日本からのご一行様にはもう一軒スケジュールが組まれており、深夜のブラック系クラブへと向かうのでした・・・。(お疲れ様でした)

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# by tommytomita | 2005-12-08 23:46 | アポロ劇場

只今、急ピッチでアポロ劇場改装中!

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by松尾公子

12月5日(月)
ここ数年間ずっと、劇場の周りをシートで覆ってテンポラリー(仮)の看板をつけていたハーレムのシンボル“アポロ劇場”が、いよいよ本格的に改装を始めています。
f0009746_4314786.jpgハーレムツアーでアポロ劇場の前を通る度に、「只今、外側は改装中ですが・・・」と説明し続けて早?年。初めてアポロ劇場を見る方は、期待に反しあまり外からは目立たないので「えっ、どこがアポロですか?」とキョロキョロ探されたり、毎年トミーツアーに来てくださる方々には「この間も改装中でしたね・・・」なーんて指摘されることも、もうスグなくなります・・・。

数ヶ月前に、ブルンバーグ市長やヒラリー・クリントン議員の名前が入った改装計画表が入り口に掲げられてからが早かった。あれよあれよという間に、劇場を覆っていたシートがはがされ、アポロのシンボルである黄色い看板とひさしが復活。入り口にあったチケットボックスも壊されて、今は外の掘っ立て小屋みたいなところで、警備員にしっかり見守られながら営業しています。

今月15日には、ひさしの電光掲示板(マーキー)の点灯式が盛大に行われ、要人が集まってディナーパーティとセレモニーが予定されています。勿論、20年間日本人をアポロ劇場に案内し続けているトミーさんの元へは、既にそのセレモニーの招待状が到着。

さぁ、これから年末に向け、12月21日(水)がアマチュアナイトの季のチャンピオン大会、28日(水)が年間チャンピオン大会。その後、本格的内装工事に入る為、2月中旬まではクローズです。

大柄の黒人達には随分窮屈だった古い劇場使用の趣のある椅子も取り払われ、番号もメチャクチャになっていた座席番号も整えられることでしょう。・・・逆に、輝かしいハーレムルネッサンスから、荒廃し閉鎖を余儀なくされた数々の時代を乗り越えてきた歴史あるアポロの内装を見れるのも、もうあと数日・・・。

現在のアポロ劇場最後となる、12月28日(水)のアマチュアナイト年間チャンピオン大会は、きっとこれまでに無く盛り上がることでしょうね!

(アポロツアーへ参加したい方は こちらをクリック

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# by tommytomita | 2005-12-06 03:51 | アポロ劇場

今年のハーレムのクリスマスツリー点灯式は・・・?

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by KimikoHarlem

12月2日(金)
ハーレム125丁目の中心「アフリカンスクエア」でのクリスマスツリーの点灯式。今年は、各地の点灯式ラッシュの波に大きく乗り遅れて、12月8日(木)に行われます。

当日のセレモニーは今年はちょっと豪華!グラミー賞ゴスペル部門の常連ハゼカイヤ・ウォーカーやR&B界の大御所フレディ・ジャクソンまでやってきますよ。今年、ロックフェラーセンターでは、シェリル・クロウ、ロッド・スチュアートやアース・ウインド&ファイヤー等がパフォーマンスしましたが、そちらよりもはるかに楽しみなハーレムのゲストです。
f0009746_1549143.jpgアフリカンスクエアは、NYステイトビルディングのエントランス前にあるちょっとした広場。ハーレムの大きなイベントというと、ほとんどはこの小さな広場で行われます。過去には、ローリン・ヒル、ウータン・クラン、ジェームス・ブラウンなどの無料コンサートが、また毎夏の「ハーレムウィーク」期間中にはファッションショーも開かれます。
f0009746_1550365.jpgこのアフリカンスクエアには、今年の初めに、黒人初の下院議員「アダム・クレイトン・パウエルJr.」の銅像ができました。NY州知事や市長もやって来て除幕式まで行われたのに、ずーっと銅像の周りが柵で覆われていて、いつになっても開放されず・・・ところが、約1年経って最近やっとその柵がはずされ、今はスッキリ。銅像の近くまで行って、プレートに書かれている説明をようやくゆっくり読み事ができるようになりました。

さぁ、これで広場も広くなったし、木も立ったし、12月8日のハーレムツリー点灯式に向けて準備は万端です。

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# by tommytomita | 2005-12-03 03:07 | ハーレム情報

クリスマスバージョンのトミーズハウス

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by松尾公子

サンクスギビングホリデーが終わると、街はすっかりクリスマスモードになってきました。
ニューヨーク5番街のティファニー、ルイ・ヴィトン、ヴァンクリーフ&アーベル、ブルガリに囲まれた57丁目交差点上空「バカラの雪の結晶」、リンカーンセンターやロックフェラーセンターの盛大なクリスマスツリーも点灯式も終わり、いよいよトミーズハウスもクリスマスバージョンに変身!
トミーズハウスは、ハーレムの高級住宅地“ストライバース・ロウ”というところにあるタウンハウス(縦長屋の一軒家)。ご近所さんは、この時期、自分の家の玄関や窓を、赤い大きなリボンや緑のリースや色とりどりの電飾でキラキラに飾るので、夜はとても綺麗です。
トミーズハウスは毎年ゴールドの光一色で2階の窓を飾りつけ。このこだわりの一色使いが、意外とゴージャスだと評判です。
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入り口を入ってすぐのカウンターには、クマちゃんが・・・。

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そして、1階にあるトミーさんの事務所の暖炉は、サンタがプレゼントを入れる赤い大きなソックスとキラキラのオーナメント、さらに全国各地の皆さんからいただいた沢山のクリスマスカードでデコレーションされています。



来年のクリスマスは、是非トミーズハウスにお越しくださいね!

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# by tommytomita | 2005-12-02 23:41 | トミーズハウス

ロザ・パークスの日

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by KimikoHarlem

今日からいよいよ12月。
12月1日はAIDSの日。
そして、今日はロザ・パークスの日。

ちょうど50年前の今日、人種差別の激しかった南部で、Ms.ロザ・パークスが白人にバスの席を譲らず逮捕されました。当時の南部では、あらゆるところで白人用と有色人種用(=当時は主に黒人を指していた)の入り口や場所が区別されており、バスの場合は、前は白人、後ろが有色人種、真ん中は座ってもいいが白人が乗ってきたら譲ること、と定められていたのです。
この日、ロザは運転手のスグ後ろの席に座っており、乗ってきた白人に席を譲ることをかたくなに拒み捕らえられました。

これにはキング牧師も乗り出し、381日間に渡る大々的な「バスボイコット運動」となって、後々アメリカの歴史を大きく変えることになる大きな一歩となりました。
「公民権運動の母」と呼ばれたロザ・パークスは、今年10月24日、92歳で亡くなり、全米で大きなニュースとなりました。

* * * * * * * * * * * * * * * *

今日のお昼に私が最初に乗ったハーレムのバスは、すごく混んでいて、立っている人も沢山いました。客は全員黒人。あるおばさんが、前に空いている席を見つけて座ろうとした途端、スグさま四方八方の乗客みんなから大声で注意されました。
「そこは今日はロザ・パークスの席だから座っちゃダメよ!」
よく見ると、運転手のスグ後ろの一番前の座席のど真ん中に「今日はこの席をロザ・パークスの為に捧げましょう」と書いたMTA(バス会社)の白黒のチラシが貼ってあります。“洒落たことするな、MTA”と思い、運転手を確認すると黒人の太った気の良さそうなおじさんでした。

その後も、新しい乗客がバス停から乗ってきてはロザの席に座ろうとする度に、オバちゃんやオジちゃん達が同じように何度も注意。中には「私は疲れているんだから座るわよ」といって座ったオバちゃんもいましたが、「チラシの文字が見えないの?今日だけはそこはロザ・パークスの席なのよ」と口々に非難され、いたたまれず2駅くらいで降りていきました。
改めて、ハーレム=黒人の街にいるんだな・・・と感じた瞬間でした・・・。

どのバスもこんなカンジなのかな・・・と少し気になって、普段は歩く距離でも何度かバスに乗り換えてみました。

次のバスの運転手はラティーノ。
乗るなりロザのチラシを確認すると、運転手の席の真後ろではありましたが、座席ではなくガラス窓に貼ってありました(写真上)。バスはさほど混んでもいませんでしたが、ロザの席には乗客が既に座っており、車内も静かなものでした。目立ちはしませんが、乗客の頭越しにも、ちゃんとチラシの文字は見えていました。

最後のバスの運転手は、ハーレムまでやってくるバスには珍しくアジア系の運転手でした。
ロザのチラシは・・・運転手の後ろの席にくしゃくしゃになって貼られており、もうすぐはがれかかりそうな斜めの体制でかろうじて窓に張り付いていました。
誰もその文字に気を止めることも無く、何人もの乗客が座っては降りていきました。

朝、会社から「各自バスに貼るように」と渡されたロザ・パークスのチラシ。
運転手の気持ちによって貼る場所や貼り方も違えば、バスが通過する街によって受け止められ方も違う・・・まさに人種の坩堝(るつぼ)ニューヨークの日常を垣間見た「ロザ・パークス」の日でした。


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# by tommytomita | 2005-12-01 23:05 | ニュース

Dizzy's Clubにウィントン・マルサリス飛び入り

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by松尾公子

11月29日(火)
毎日朝から晩まで大忙しのトミーツアーも、基本的には火曜日が唯一のお休みです。
といっても、ウォーキングツアーハーレムボーカルハウスのボイストレーニング、ブルックリンツアーなんかが入ったり、ミュージシャンが訪ねてきたり・・・と、実際はお休みにならないのが現状。今日も、2人の男性のボーカルレッスンが入り、またトミーズハウス宿泊の方のチェックアウトもありました。お陰様で、毎日あれやこれや忙しくさせていただいております・・・。

諸々終わってようやく落ち着いたのが夜。
今夜はリンカーンセンターのジャズ部門、Jazz at Lincoln CenterのDizzy's Clubに、トミーさんの古くからのお知り合いの美人ジャズシンガー“シンティア・スコット”が出演するということで、大雨の中、お出掛けすることにしました。

@Dizzy's Club Coca-Cola
David"Fathead"Newman & Cynthia Scott
with The John DiMartino Trio

それまではクラシック用のホールで演っていたリンカーンセンターのジャズ部門でしたが、ウィントン・マルサリスの監修で、“ジャズを演奏する為”にあれこれこだわって作られ、昨年10月にオープンしたホールとジャズクラブがJazz at Lincoln Centerです。

ベテランのシンティア・スコットは相変わらず歌も上手く、時にはしっとり、時にはダンサブルでとってもCooL!でも、普段から黒人ジャズを愛し、白人系のジャズにはあまり興味を示さないトミーさんは、今夜のように知り合いが出るとかいうことがない限り、めったにここには寄り付きません。

ショーが終わる間際、突然、客席からとてもクリアで奥の深いトランペッットの音色が加わってきて、一気にステージが華やいだ感じになりました。なんと、ウィントン・マルサリスの特別参加です。彼とは、以前リンカーンセンターで行われたダイアナ・ロスベネフィットコンサートの楽屋でお会いしたことがありますが、小柄だけど大きく見える彼のオーラは健在。

今や、白人社会にどっぷり浸かって白人相手のジャズをしている感のあるウィントン・マルサリスですが、やはり演奏は一流、最高でした。

・・・実は、今夜の外出は、来年日本で開催予定のコンサートの下準備。来週、日本から音楽プロデューサーの方々がそのブッキングについて打ち合わせに来られるのです。そんな訳で、我々はこの後もう一軒、火曜日だけ満員になるダウンタウンのクラブまで土砂降りの中はしごし、夜中まで音楽を聴くことになるのでした・・・。

・・・トミーさんの毎日はこんなカンジ、いつも“音楽“しています。

※日本でのコンサートに付いては、詳細が決まり次第、このサイトの中でご案内いたします!

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# by tommytomita | 2005-11-30 03:05 | ジャズ

ゴスペルシンガー・Maryの旅立ち

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byトミー富田

12月28日(月)
私は毎月、NYで活躍中のゴスペルシンガーを日本のザ・マグリットへブッキングしています。ここの羽原社長とは、彼がNYへ居た時からですから、かれこれ20年来のお付き合いです。

今朝は、マグリットの12月のシンガー“Mary”をNYラガーディア空港まで見送りに行ってきました。
1ヶ月の日本滞在ということで、ドレスやウィッグや靴や・・・色々なものを張り切って持ってきたマリーは、荷物の超過料金25ドルを支払いました。明日、火曜日の夕方に関西空港へ到着です。

彼女は、ジャズのブランフォード・マルサリス、サイラス・チェスナット、ドナルド・ハリソン等と共演、ソウルではフレディ・ジャクソン、ルウロウズ等とも共演した実績を持つ実力派シンガーです。12月30日まで日本にいますので、機会があったら是非見に行ってくださいね。

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# by tommytomita | 2005-11-28 08:30 | コーディネイト